TOKYO FANTASTIC 表参道店/ドライフラワーが織りなす美しき“驚異の部屋”
(2022/11/28)
南青山・御幸通り。プラダ青山店の交差点をモンクレール青山の方に入っていく。少し行けばひっそりと、しかし確かな存在感で軒先に植物が置かれている店を見つけられるだろう。ドライフラワー専門店の「TOKYO FANTASTIC」だ。
粋な暖簾をくぐれば、そこには驚きが待っている。思わず「ファンタスティック!」と心の中で叫んでしまうような、圧倒的な数のドライフラワーが視界に飛び込んでくるのだ。それはまるで、15世紀から18世紀のヨーロッパの貴族で流行したという、古今東西の珍品を蒐集した空間“驚異の部屋”のようであり、「風の谷のナウシカ」の地下室のようでもある。その質量に驚きつつも、永遠を閉じ込めたような美しい花々に目を奪われるだろう。
らせんを描く茎や葉、花弁。そこからほのかに漂う香り。どれも、生花にはないドライフラワーならではの魅力である。スワッグ、ブーケのアレンジや、作家による器とセットで販売されていたりとバリエーションも豊富。手軽にドライフラワーを生活に取り入れることができる。もちろん花材としてひとつひとつバラ売りもしているので、自分で作品を作りたい人にも最適だ。
店主が植物へ抱く好奇のルーツには、草花を河川敷で集めて遊んでいた幼少期がある。さらに花屋として働いていた頃、すでにあるものを活かしつつ、もっと時間をかけた“作品”を手がけたいという思いがあった。そんな時、ドライフラワー専門の農家さんと知り合い、自然とその色や質感、造形に魅了され今に至る。
南青山にぽっかりあいた“驚異の部屋”に足を踏み入れれば、たちまちドライフラワーの虜になってしまう。
Text:Tomohisa Mochizuki
Photo:OMOHARAREAL編集部
粋な暖簾をくぐれば、そこには驚きが待っている。思わず「ファンタスティック!」と心の中で叫んでしまうような、圧倒的な数のドライフラワーが視界に飛び込んでくるのだ。それはまるで、15世紀から18世紀のヨーロッパの貴族で流行したという、古今東西の珍品を蒐集した空間“驚異の部屋”のようであり、「風の谷のナウシカ」の地下室のようでもある。その質量に驚きつつも、永遠を閉じ込めたような美しい花々に目を奪われるだろう。
らせんを描く茎や葉、花弁。そこからほのかに漂う香り。どれも、生花にはないドライフラワーならではの魅力である。スワッグ、ブーケのアレンジや、作家による器とセットで販売されていたりとバリエーションも豊富。手軽にドライフラワーを生活に取り入れることができる。もちろん花材としてひとつひとつバラ売りもしているので、自分で作品を作りたい人にも最適だ。
店主が植物へ抱く好奇のルーツには、草花を河川敷で集めて遊んでいた幼少期がある。さらに花屋として働いていた頃、すでにあるものを活かしつつ、もっと時間をかけた“作品”を手がけたいという思いがあった。そんな時、ドライフラワー専門の農家さんと知り合い、自然とその色や質感、造形に魅了され今に至る。
南青山にぽっかりあいた“驚異の部屋”に足を踏み入れれば、たちまちドライフラワーの虜になってしまう。
Text:Tomohisa Mochizuki
Photo:OMOHARAREAL編集部
INFORMATION
TOKYO FANTASTIC(トーキョー ファンタスティック) 表参道店
- 住所
- 東京都港区南青山3-16-6
- 電話
- 03-3478-8320
- 営業時間
- 12:00〜19:00
- 定休日
- 水曜日