2022年12月に隣の店舗スペースに引っ越し。新しい住所:渋谷区神宮前4丁目23−6 ペリーハウスNo.2,3
NUR(ヌア)flower/窓辺には花を 前田有紀が育てる新しい種
(2021/06/23)
表参道ヒルズの裏手、住宅街の途中に現れるリゾートコテージのような建物の一室にNURはある。ノマドなフラワーデザインチームgui代表として多方面で活躍するフラワーアーティスト・前田有紀さんのフラワーショップだ。
ドイツ語で「Only One」を意味するNURでは、ひとりひとりに寄り添うパーソナルな提案を行い、唯一無二の世界観で花の魅力を伝えている。通りから伸びる細いアプローチを歩くわずかの時間、どんな花と出会えるか期待が膨らむ。
店の窓辺には花たちが元気な顔を覗かせる。前田さんはイギリス留学していた際、街の窓から見える花々に背中を押されたそうだ。「東京中の窓を花でいっぱいにしたい」と花のような笑顔で話してくれた。
ヴィンテージな雰囲気も漂う空間には、ベージュに染めたカスミソウなど日常と調和するような花々とともに、一輪で映える個性的な花が並ぶ。日本では仏花のイメージが強い菊(マム)も、「種類豊富な色味や咲き方で魅力的」と世界基準の感性で美しく飾られている。西洋菊のアナスタシアはまるで花火のよう。
神宮前は日本を代表する花屋が集まる憧れの街。前田さんは2年前からアトリエを構え、様々なお店の色と個性が混ざり合う地域の魅力を実感していた。
“新しい種を植えて、その成長を見守ろう
君と向かい合って、窓辺には花を”
前田さんが好きなイギリスのロックバンドTravis「Flowers In The Window」の一節だ。
「地域とのつながりを大切に、お店を育てていきたい」と、新たに蒔かれた種が花開くよう愛情を注ぐ。
Text:Tomohisa Mochizuki
Photo:Masatake Arai
ドイツ語で「Only One」を意味するNURでは、ひとりひとりに寄り添うパーソナルな提案を行い、唯一無二の世界観で花の魅力を伝えている。通りから伸びる細いアプローチを歩くわずかの時間、どんな花と出会えるか期待が膨らむ。
店の窓辺には花たちが元気な顔を覗かせる。前田さんはイギリス留学していた際、街の窓から見える花々に背中を押されたそうだ。「東京中の窓を花でいっぱいにしたい」と花のような笑顔で話してくれた。
ヴィンテージな雰囲気も漂う空間には、ベージュに染めたカスミソウなど日常と調和するような花々とともに、一輪で映える個性的な花が並ぶ。日本では仏花のイメージが強い菊(マム)も、「種類豊富な色味や咲き方で魅力的」と世界基準の感性で美しく飾られている。西洋菊のアナスタシアはまるで花火のよう。
神宮前は日本を代表する花屋が集まる憧れの街。前田さんは2年前からアトリエを構え、様々なお店の色と個性が混ざり合う地域の魅力を実感していた。
“新しい種を植えて、その成長を見守ろう
君と向かい合って、窓辺には花を”
前田さんが好きなイギリスのロックバンドTravis「Flowers In The Window」の一節だ。
「地域とのつながりを大切に、お店を育てていきたい」と、新たに蒔かれた種が花開くよう愛情を注ぐ。
Text:Tomohisa Mochizuki
Photo:Masatake Arai
INFORMATION
NUR(ヌア)flower
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前4-23-6ペリーハウスNo.2,3
- 営業時間
- 金 :13:00~18:00 土日:11:00~18:00
- 定休日
- 月〜木