世界的に活躍するアーティストの出発地
このように、これまで多くの人にアートを身近に感じてもらおうと、たくさんのイベントを開催してきた青参道アートフェア。すでに有名なアーティストが国内外から参加しているが、まだ名の知られていないアーティストが世界的に活躍するアーティストへと育っていくきっかけとなっているイベントでもある。
金沢21世紀美術館で2008年に行われた展覧会「感覚であじわう感情のテイスト」 出典:道 BLOG
フードパフォーマー・諏訪綾子氏は、アートフェアに訪れていた「金沢21世紀美術館」の関係者に目をかけられ、翌年、「金沢21世紀美術館」で「フードクリエイション 食欲のデザイン展」を開催したアーティストだ。その後、世界各地で展示会やパフォーマンスを行うビッグなアーティストに成長を遂げている。
さらに、現在、世界的に活躍している大山エンリコイサム氏やチョークボーイ(今年も参加)も、かつてここでパフォーマンスを披露していたアーティストだ。将来ビッグになる可能性を大いに秘めているアーティストが集まるアートフェアで、お気に入りのアーティストを見つけて応援するのも楽しいはず。
秋の風物詩となった青参道アートフェア。この裏通りのアートイベントは、アートを街の人の身近なものにするとともに、アーティストを世界に羽ばたかせ、そして、参加しているお店同士の絆を深めている。きっと、これからもこの裏通りで「青参道アートフェア」はアートを通して人と人を繋いでいくのだろう。
あなたも是非、今年の秋は青参道アートフェアのART HOPPINGを通して記憶に残るアートとの出会いを楽しんでほしい。