ニッポンの食と伝統を楽しめる鶴亀樓。日本酒36種利き放題を体験したら、取材続行困難に
【休業のお知らせ】
厨房機器メンテナンスと、それに伴う内装工事のため休業中。
「+A LITTLE "HAPPY"」は2018年9月30日をもって、一時休止いたします。
再開する際はNEWSコーナーにてお知らせいたします。
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2017年9月、裏原宿に突如現れた鶴と亀。
ニッポンの伝統文化が息づいた空間でおいしい日本食を楽しめることで話題の鶴亀樓だが、日が暮れた後、何やら鶴と亀が踊り出すという噂を聞きつけ、夜な夜なお店を訪れた。果たして、その真相とは?
入口では招き猫がメニューを広げてお出迎え。旬の魚やお酒が豊富に揃っているようだ。
暖簾をくぐった先は、古材や石を使ったどこか懐かしいレトロな雰囲気で、部分的に使われているスチールがスタイリッシュな印象もプラス。異なる素材を組み合わせるところは、MIXカルチャーを育む裏原らしいかも?
日中は海外からのお客さんが多い一方で、夜は場所柄、アパレル関係の打ち上げやミーティングに利用されることも多いみたい。このレトロテイストな空間で旬のファッションカルチャーの話が飛び交ってる。これってきっと、このお店ならではの面白さだろう。
2Fの座敷席に通されてメニューをめくると、刺身にすき焼き、天ぷらと、日本ならではの料理が並ぶ。どれにしようか考えていると、スタッフさんが桶を持って登場した。
しかも大量の魚を乗せて!
聞けば、その日に仕入れた旬の魚をおすすめしてくれるという。
鰆にクロムツ、金目鯛などなど、どれも脂が乗って美味しそう...。ちなみにこの桶、ご想像の通りめちゃくちゃ重いらしく、1Fの調理場から各テーブルに往復するうちに腕の筋力が自然と鍛えられるそう。笑 その労力に敬意を表して(というか、ただただ美味しそうなので)お造り盛合わせをオーダー。
一緒にドリンクを頼もうとしたら、「お酒、お強いですか?」の声と共に手渡されたのがこれ。
日本酒利き放題。
それほど強くもないので迷ったけど、36種類すべて利き酒し放題で4杯以上飲めば元が取れるとあっては、頼まずにはいられない。
やってきました。刺盛りと日本酒。
刺身は先ほど登場した魚に加えて、鮪をはじめ、蛸、烏賊、鮑なども。
日本酒のトップバッターは店名にちなんで「越後鶴亀」。鶴の箸置きが可愛らしい。
“利き酒”のはずなのに、溢れるまで注いでくれる。お味は酒名そのままに幸せ運ぶ美味しさだ。
お刺身はどれもぷりぷりで、ほっぺたが足りない。舌が踊るってこういうことを言うんだな。
あ、踊るってこのこと? いや、踊るのは鶴と亀だったはず。
こっそり一緒に頼んでいたクロムツは、贅沢に煮付けでも。
これもおいしい。
そして、日本酒にまあよく合うこと。
利き酒の方はというと、、、
鶴亀含め、なみなみ注いでいただいた計5杯、美味しくいただきました。
すると、どうなるか?
視界が揺れる。壁や襖に描かれた鶴と亀が踊るように揺れるのだ。目の前にある箸置きの鶴でさえ、楽しそうに踊り出す。
なるほど、こういうことか。“踊る鶴亀”の真相みたり!(完全に酔っ払い)
料理とお酒を堪能して気持ち良い気分に浸っていると、食後にほっこりと優しい味わいの和菓子が登場。酔いが回って最初に見せたことをつい忘れてたけど、実はこれ、+A LITTLE "HAPPY"カードを提示するとついてくるサービス。サービス内容は日によって変わることもあるので、訪れてのお楽しみに。
ごちそうさまでした。
旬の魚を使ったメニューをはじめ、日本ならではの料理と日本酒を楽しめる鶴亀樓。お店の雰囲気も素敵で、酔っていても丁寧に接してくれるスタッフさんの対応が印象的だったなー。
仕事帰りのご飯や飲み会など、どんなシーンで使っても幸せな気分になれそうだ。
店を振り返ると格子に描かれた鶴と亀が踊っている。
お腹も心も満たされたから、今日はぐっすり眠れそうだ。
また日本酒飲みに来よう。おやすみなさい。
<今回登場したメニュー>
・お造り盛合わせ(中)……¥2,900-
・クロムツの煮付け……¥980〜(魚の種類によって異なります)
・日本酒36種利き放題……¥2500-
・食後の和菓子……+A LITTLE "HAPPY"
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Text:Yuya Tsukune (OMOHARAREAL編集部)