70'sで時間が止まったまま、幻の「神宮前」駅
(2017/12/05)
12/18(月)までの期間、銀座線の渋谷〜表参道間の車窓から、ライトアップされた幻の駅「神宮前駅」を見ることができる。この企画は、東京メトロが、地下鉄開通90周年感謝祭「TOKYO METRO 90 Days FES!」のスペシャル企画として期間限定で実施しているものだ。
神宮前駅は1938年11月に東京高速鉄道「青山六丁目駅」として開業し、浅草~渋谷間が開通した直後の1939年11月に「神宮前駅」へと改称された。その後、1972年に千代田線開業による「明治神宮前駅」の完成と、1978年の半蔵門線開通計画を受け、1976年に180メートルほどホームを浅草方面に移設しこの「神宮前駅」は利用されなくなった。ちなみにこの移設した先のホームが現在利用されている「表参道駅」だ。
現在、資材置き場として活用されている旧ホーム「神宮前駅」には、ホームにタバコの吸い殻入れの案内板があるなど70's当時を空気を漂わせる光景がそのまま残されている。なお同期間中に、神田〜末広町間でも旧「萬世橋駅」のライトアップが行われるとのこと。電車が幻の駅の前を通り過ぎるのはほんの一瞬ではあるが、地下鉄開通90年の歴史を感じながら、幻の駅でタイムスリップした気持ちになってみてはいかがだろう。
■概要
TOKYO METRO 90 Days FES! 幻の駅ライトアップ
■ 期間:2017年 12月1日(金) 〜 12月18日(月)
■ 対象:銀座線 渋谷〜表参道間「神宮前駅」
銀座線 神田〜末広町間「萬世橋駅」
INFORMATION
終了しました。
幻の銀座線「神宮前駅」がライトアップ!12/18(月)まで
- 住所
- 東京都港区北青山3-6 ※銀座線表参道駅・入口
- 営業時間
- 定休日
- 開催期間
- 12/1(金) - 12/18(月)
