2000年代、街の壁はメディアだった
神宮前3丁目・とんちゃん通り沿いのtHE GALLERY HARAJUKUで、米原康正キュレーションによる、KAREZMAD(カリズマド)の個展「THE RAW WALLS」が、2026年3月19日(木) ~ 3月26日(木)まで開催される。
KAREZMAD は、グラフィティやストリートカルチャーを背景に、リアルとデジタルを交差させるミクスドメディア作品を制作するアーティスト。2024年・2025年には「X GAMES CHINA」のメインビジュアルを手掛け、LA、NY、ローマでも作品を展示。同ギャラリーでは過去に、個展「Whose world is this? -世界はだれのもの?-」(2025)を開催した。
2000年代、クラブイベントのフライヤーデザインを担当していた KAREZMAD。当時はSNSもなく、グラフィティやフライヤー、ポスターといった張り紙だらけの壁が情報を共有するためのメディアだった。本展では、そんな個人的な記憶と、ストリートで過ごした経験に根ざしたコラージュ作品群を披露する。
「ポスターの上に落書きが重なっていく壁は、情報と表現が同時に存在する空間で、常に更新されていた。(中略)貼られて、剥がされて、上書きされていく壁の状態が、今もずっと頭に残っている。その感覚を、僕はあの頃の空気ごと、重なり続ける状態そのものとして、いまの作品に落とし込んでいる。」(KAREZMAD ステートメントより抜粋)
「ストリートアートの歴史を振り返ると、ニューヨークのグラフィティも、ポスターアートも、都市の表面にイメージを重ねていく文化だった。 都市の壁は、常に更新され続ける巨大なコラージュでもあった。 今回の展示は、かつてストリートで自然に行われていた行為を、いまギャラリーという場所に持ち込む試みだ。」(キュレーター・米原康正 コメントより抜粋)
クラブに通って、壁にタグを描いて、また次のフライヤーを作る。その繰り返しは、KAREZMAD にとって生活であり、仕事であり、カルチャーだった。そんな体感ごと落とし込んだ作品群を、原宿のストリートで今一度目撃してほしい。
■KAREZMAD SOLO EXHIBITION
" THE RAW WALLS "
開催期間:
2026年3月19日(木) ~ 3月26日(木)
開催場所:tHE GALLERY HARAJUKU
住所:東京都渋谷区神宮前3-20-21
ベルウッド原宿1階-C
営業時間:11:00-19:00
休廊日:月・火曜日
■オープニングレセプション
開催日時:3月19日(木)18:00-20:00
開催場所:tHE GALLERY HARAJUKU
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※敬称略
Text:Rumi Hasegawa
INFORMATION
tHE GALLERY HARAJUKUで KAREZMAD による個展「THE RAW WALLS」が開催
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前3-20-21ベルウッド原宿1階-C
- 営業時間
- 11:00-19:00
- 定休日
- 月・火曜日
- 開催期間
- 2026年3月19日(木) ~ 3月26日(木)
- 長谷川瑠美
外部ライター




























