スタイルが路線を伝い、街を横断する
神宮前5丁目・tHE GALLERY OMOTESANDOにて、米原康正キュレーションによる、グラフィティ、ストリートカルチャー、アメリカンコミック界に多大な影響を与えた マーク・ボデ(MARK BODE)の個展「SUBWAY」が、2026年2月12日(木) ~ 3月1日(日)まで開催される。
マーク・ボデは、アンダーグラウンド・コミックスの先駆者 ヴォーン・ボデを 父に持ち、グラフィティとヒップホップ文化の基盤を形作った視覚言語を継承するアーティスト。「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」や「コバルト60」といった出版物、代表的キャラクター「チーチ・ウィザード」などを通して、ユーモアとカウンターカルチャー精神を融合させた世界観を拡張。2025年には原宿にてアジア初個展を開催した。
本展では、「ニューヨーク市地下鉄」のオリジナル路線図を支持体とした作品群を披露。ボデのキャラクターたちは路線図の上を浮遊し、駅や地域を横断しながら、同時にあらゆる場所に存在する。グラフィティがそうであるように、彼らは特定の地点に留まらない。地図を物理的かつ概念的に覆うことで、ボデは明確なメッセージを提示する。
モダン・グラフィティが生まれ、都市全体へと拡散していったシステムそのものである「ニューヨーク市地下鉄」。スタイルが路線を伝い、街を横断し、”オールシティ”という概念へと発展していく。その舞台となった路線図は、現在では流通から姿を消しつつあり、グラフィティの原風景を想起させるノスタルジックな記録として残されている。
なお、ギャラリーでは会期中、マーク・ボデ と X-girl とのコラボレーションアイテムを数量限定で販売。さらに、2月14日(土)14:00 からは、ボデファミリーがアンダーグラウンドカルチャーとグラフィティに与えた影響について深掘りする「カートゥーン・コンサート」も開催する。
その反権威的な精神と独自の視覚言語で、グラフィティの美学の基盤を形づくったボデ・ファミリーのキャラクター群、すなわち「ボデヴァース」。彼らがNYの地下を伝い、表参道 / 原宿のストリートへと駆け抜ける一瞬を目撃してほしい。
■MARK BODE SOLO EXHIBITION
“SUBWAY”
開催期間:2026年2月12日(木) ~ 3月1日(日)
開催場所:tHE GALLERY OMOTESANDO
住所:東京都渋谷区神宮前5-16-13
SIX HARAJUKU TERRACE S棟 2F
営業時間:12:00-19:00
休廊日:月・火曜日
※2/23(月・祝)開廊、25(木)休廊
■オープニングレセプション
開催日時:2月12日(木) 18:00〜
開催場所:tHE GALLERY OMOTESANDO
>>編集部推薦!ハシゴNavi
会場から徒歩8分の SH GALLERY では、1970年代NYのグラフィティ・シーンを切り拓いた第一世代のグラフィティ・アーティスト、 アル・ディアス による個展が開催中。バスキアとともに活動したグラフィティ・プロジェクト「SAMO©」でも知られるレジェンドです。言語・都市・社会への鋭い問い——NYの"現在の声"を視覚化するその表現を目の当たりにしてみてください。
※敬称略
Text:Rumi Hasegawa
INFORMATION
tHE GALLERY OMOTESANDO で MARK BODE による個展「SUBWAY」が開催
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前5-16-13SIX HARAJUKU TERRACE S棟 2F
- 営業時間
- 12:00-19:00
- 定休日
- 月・火曜日
*2/23(月・祝)開廊
*2/25(木)休廊 - 開催期間
- 2026年2月12日(木) ~ 3月1日(日)
- 長谷川瑠美
外部ライター






























