ニューヨークの現在の"声"を視覚化する
神宮前3丁目・SH GALLERYにて、1970年代NYのグラフィティ・シーンを切り拓いた第一世代のグラフィティ・アーティスト、 アル・ディアス(AL DIAZ)による個展が、2026年2月7日(土)〜2月28日(土)まで開催される。
アル・ディアスは1971年、12歳の時に、当時グラフィティの重要拠点であったワシントン・ハイツにて、ニックネームと番号を組み合わせる伝統的なグラフィティのスタイルに触れる。以後、自身の爆発的な性格にちなみ「BOMB-1」という名でタグを書き始めた。
ジャン=ミシェル・バスキアとともに活動したグラフィティ・プロジェクト「SAMO©」(1976〜1979)では、その風刺的な作風で注目を集める。なお、2016年ごろから再び「SAMO©」のタグを使用し始め、「空虚な政治、洗脳的な宗教、偽りの哲学への終焉」という初期のメッセージを21世紀へと拡張している。
2015年からは、NY地下鉄で見られる「WET PAINT」標識の文字を切り取り、再構成するコラージュ作品を継続的に制作するほか、近年は平面作品に加え、「神聖幾何学(Sacred Geometry)」に着想を得た立体作品にも取り組む。また、自身の活動史をまとめた書籍「SAMO©… SINCE 1978」を刊行し、第一世代グラフィティ・アーティストとしての歴史を記録するとともに、講演活動も行う。
本展では、ストリートから現代美術へと拡張してきた約50年にわたる活動を背景に、アル・ディアスのテキストを基盤とした表現を軸とし、言語・都市・社会への鋭い問いを投げかける作品群を披露する。
言語と文字を扱う卓越した感覚を持ち、タイポグラフィを発展させながら、長年にわたり独自の表現世界を構築してきた アル・ディアス。“ニューヨークの声を視覚化する唯一無二のアーティスト“の現在地を、東京のカルチャーの中心・表参道 / 原宿で目の当たりにしてほしい。
■画像
1.Photo: Quiet Lunch
2.samo@#*
Al Diaz 2024
20.5 x 25.5 cm marker on canvas
3.SAMO is an assole
Al Diaz 2024
43.5 x 60 cm print on canvas
4.273 trumps 214
Al Diaz 2021
44 x 33 cm mixed media on paper
5.samo with or without your approval
Al Diaz 2024
43.5 x 60 cm print on canvas
6.if we remain standing still we die in place
Al Diaz 2022
27.3 x 44 cm mixed media on panel
8.Photo:Courtesy of the Artist (Al Diaz)
■概要
AL DIAZ Solo Exhibition
開催期間:
2026年2月7日(土)〜2月28日(土)
開催場所:SH GALLERY
住所:東京都渋谷区神宮前3-20-9 WAVEビル3F
電話番号: 03-6278-7970
開廊時間:12:00-19:00
定休日:日・月曜日
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表参道・V.A.では、現代ストリートスケートのレジェンド マーク・ゴンザレス のポップアップストアが、2026年1月3日(土)より開催。マーク・ゴンザレスが手掛けたアートワークをデザインに落としこんだ多彩なアイテムに加え、傘やレインコート、グローブなど、彼のアートワークを具現化したアイテムがラインナップ。2026年最初のショッピングは、V.A.で幕を開けてみてはいかが。
※敬称略
Text:Rumi Hasegawa
INFORMATION
表参道・SH GALLERYで 1970年代NYのグラフィティ・シーンを切り拓いた AL DIAZ の個展が開催
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前3-20-9WAVEビル3F
- 電話
- 03-6278-7970
- 営業時間
- 12:00-19:00
- 定休日
- 日・月曜日
- 開催期間
- 2026年2月7日(土)〜2月28日(土)
- 長谷川瑠美
外部ライター
































