和蝋燭が燃え尽きるまでの気配を汲み取る
南青山6丁目のレコードバー BAROOM(バルーム)にて、原摩利彦、篠田ミル、松永拓馬、堀池ゆめぁ、vq がひとつの和蝋燭を囲み、「二度と再現できない音楽体験」をテーマにセッションを行う『A single candle in a darkroom vol.01』が、2025年12月12日(金)にて開催される。
本公演は、音楽家・松永拓馬と篠田ミル 共同設立のレーベル / プラットフォーム「ecp」が企画、自然環境と音の関係性を探る実験的なイベント「by this river」(相模原市藤野・2024)が制作を手掛ける。最新鋭の音響システムと円形ホールを備えた BAROOM を舞台に、約1時間半かけて和蝋燭が燃え尽きるまでの気配を汲み取る、 対話的な即興表現の場となる。
5名の音楽家に加え、視覚演出として、写真家・ 映像作家の Reina Kubota、空間演出として、香を用いた空間設計やランドスケープデザインを行う Ahare Space Project(アハレスペースプロジェクト)がタッグを組む。
和蝋燭は日本古来より、い草の髄や和紙を芯に、ハゼの実など植物性の油脂だけでつくられる、自然素材の最もピュアな光源として知られる。かつて人々は、この光の中で仏を彫り、祈りを囲み、火を “集まる中心” として時間を重ねてきた。一本一本、手作業で生み出されるその火は、力強い揺らぎを持ち、どこか仏の面影を宿す。
あらかじめ形を決めないことによって生まれる緊張感や、誰も予測できない瞬間の交錯。表参道 / 原宿の煌めきから一時離れて和蝋燭の不思議な灯に没入し、感覚を静かに研ぎ澄ませれば、自然と人の生や一生が重なって見えてくるかもしれない。
■概要
A single candle in a darkroom vol.01
開催日:2025年12月12日(金)
開催場所:BAROOM
住所:東京都港区南青山6-10−12
開催時間:18:00開場|19:00開演
入場料 :5,000円(一般)、3,500円(U25) 販売終了
▶︎チケット予約は<Peatix>から
音楽 :原摩利彦 、篠田ミル、 松永拓馬、堀池ゆめぁ、vq
演出 :Kubota Reina、Ahare Space Project
企画 :ecp
制作 :by this river
助成 :アーツカウンシル東京 [スタートアップ助成]
>>編集部推薦!ハシゴNavi
北青山のゴールドウイン東京本社では、6日間限定書店「Nature Observation Bookstore」がオープン!⼈と⾃然との関係を再考する約800冊の厳選書籍が並ぶほか、「街の⾳⾵景を記録する フィールド・レコーディング体験」や、篠⽥ミル をはじめ4名のアーティストによるライブイベント「読書のための⾳楽」など、多様な催しも。オモハラの街で、広大な自然とその叡智に触れられる貴重な機会です。
※敬称略
Text:Rumi Hasegawa
INFORMATION
南青山・BAROOMで原摩利彦、篠田ミル、松永拓馬、堀池ゆめぁ、vqによる一夜限りのセッションが開催
- 住所
- 東京都港区南青山6-10−12
- 営業時間
- 18:00開場|19:00開演
- 定休日
- 会期中なし
- 開催期間
- 2025年12月12日(金)
- 長谷川瑠美
外部ライター































