キャンバスの中で、少女と猫は駆ける
神宮前3丁目・とんちゃん通り沿いのtHE GALLERY HARAJUKUにて、米原康正キュレーションによる、イラストレーター / ペインターの サイトウユウスケ 個展「Tide of Youth」が開催される。2025年11月21日(金) ~ 12月7日(日)まで。
サイトウユウスケ は、主にデジタルペインティングによる、ポップでカラフルな作風で知られる。これまでに、ミュージックマガジン表紙(2008年4月号〜2014年3月号)、Mrs GREEN APPLE や Nulbarich へのアートワーク提供、パリコレでの YOHJI YAMAMOTO とのコラボレーションなど、広告、装幀、CDジャケットなどメデイア・国内外を問わず活動している。
2020年より、自身にとってライフワークともいえるコミック作品「チャック・アンド・ザ・ガール」シリーズを刊行。本展では、コミックとともに、媒体を超えて広がる物語の風景を披露する。本展のために描き下ろした約20点の作品展示に加え、新作の限定スケートボードデッキも販売。
「ギターの音色、スケートボードの振動、スニーカーの擦れる音—— 青春の手前で煌めく一瞬を、シャム猫のチャックと少女がともに駆ける。若さゆえの無邪気さは、時に危うく、けれど眩しい。やがて少女が大人になったとき、あの日々は記憶の奥でやわらかく灯り続ける。 傷つきながらも越えてきた時間の証として。これは過去への回想であり、未来への約束でもある。」(サイトウユウスケ ステートメントより抜粋)
「Tide of Youth—— それは若さの波であり、記憶の波であり、そして、生きていく中で何度も押し寄せる『感情の波』そのものだ。この展示は、その波の中にもう一度身を浸してみるような体験になるだろう。過ぎ去った時間は、決して消えてはいない。あの頃の息づかいが、静かに、ここにある。」(キュレーター・米原康正 ステートメントより抜粋)
「青春」という言葉で括ってしまうには、あまりにも繊細であやうくて、そして誠実な光。彼はその痛みを、憧れやノスタルジーではなくいまも呼吸している「現在」として描き出す。自分自身の中にある青い熱量を、いつでもそのままに蘇らせてくれる原宿の街で、今一度"感情の波"にゆっくりと視線を合わせてみてほしい。
■概要
サイトウユウスケ個展 "Tide of Youth”
開催期間:
2025年11月21日(金) ~ 12月7日(日)
開催場所:tHE GALLERY HARAJUKU
住所:東京都渋谷区神宮前3-20-21
ベルウッド原宿1階-C
開廊時間:11:00-19:00
休廊日:11/25・26、12/1・2
■オープニングレセプション
開催日時:11月21日(金) 18:00-20:00
開催場所:tHE GALLERY HARAJUKU
>>編集部推薦!ハシゴNavi
tHE GALLERY OMOTESANDO では、切り絵アーティスト・JR CHUO による個展「System of Escape」が開催中。環境の変化に応じて形を変え、漂いながら生きる「サンゴ礁」の構造やパターンに着想を得た作品が並びます。日本の伝統的な「伊勢型紙」に影響を受けた緻密な作品群は、どこか浮遊感を感じさせるような神秘的な魅力を放っています。
※敬称略
Text:Rumi Hasegawa
INFORMATION
tHE GALLERY HARAJUKUで サイトウユウスケ による個展「Tide of Youth」が開催
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前3-20-21 ベルウッド原宿1階-C
- 営業時間
- 11:00-19:00
- 定休日
- 11/25・26、12/1・2
- 開催期間
- 2025年11月21日(金) ~ 12月7日(日)
- 長谷川瑠美
外部ライター




























