最新作品集掲載含む約400点のうつわが集結
表参道・CIBONEおよびキャットストリート沿いのテンポラリースペース・StandByの2会場で、陶芸家 小野哲平による個展「energy 2025 Teppei Ono」が開催される。2025年5月24日(土)〜 6月8日(日)まで。なお、StandByは5月24日(土)・25日(日)のみの開催。
小野哲平は、鯉江良二の弟子を経て常滑にて独立した陶芸家。アジア諸国を旅し、1998年より高知に移住。薪窯で焼成する力強い作品は、日常的に使われて美しく育つ「うつわ」の原点を忘れない”やきもの”であると同時に、現代に生きる人々に問いかける強烈なメッセージ性を持つ。
会場のひとつ、CIBONEでは、約400点のうつわを展示。”自然と食器棚の前にいつもある、感覚的に手に取ってしまううつわでありたい、そこに自分の仕事の意味がある”と語る小野の強く正直な感性に触れることができる。
また、2025年5月にADPより刊行される2冊目の作品集「TEPPEI ONO: THE WORKS 小野哲平」を初披露。祥見知生プロデュース、菊地敦己ブックデザイン、小野自ら選んだ作品54点をフォトグラファー西部裕介が撮り下ろした渾身の1冊となる。StandByでは、最新作品集に掲載の壺やアートピースなど、一点ものの貴重な作品を展示・販売する。
人とモノが行き交う潮流としてのCIBONE、原宿の現在を体現するStandBy。あらゆる人種や世代が交差する都市・オモハラエリアにて2拠点にわたり小野哲平のうつわを展示することが、現代社会に欠けた人間的視点を思い出させてくれるきっかけとなるかもしれない。
■概要
energy 2025 Teppei Ono
開催期間:2025年5月24日(土)〜 6月8日(日)
開催場所: CIBONE/StandBy
企画プロデュース:祥見知生(うつわ祥見 KAMAKURA)
Photo:西部裕介
■CIBONE
開催期間:2025年5月24日(土)〜 6月8日(日)
住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE B1F
営業時間:11:00-20:00
定休日:会期中なし
作家在廊日:2025年5月24日(土)
■StandBy
開催期間:2025年5月24日(土)・25日(日)
住所:東京都渋谷区神宮前5-11-1
営業時間:
[5/24 土]11:00-20:00
[5/25 日]11:00-19:00
*2日間のみの開催
*5月24日(土)14:00までのCIBONEでの作品のご購入、展示スペースへのご入場は、整理券をお持ちの方のみ可能となります。
*整理券のお申し込みは専用サイトにて、5月13日(火)17:00より受付開始いたします。
>>編集部推薦!ハシゴNavi
CIBONEと同ビル(GYRE)3FのGYRE GALLERYでは、草間彌生と3名の現代美術家によるダイアローグ展「創造と破壊の閃光」が開催中。時代性や自然観、作品にこめた哲学が草間彌生と共鳴するアーティストが、それぞれの表現を通して対話を繰り広げます。世界的な前衛芸術家・草間彌生がいま、現代アートに抱く視点を覗いてみてください。
※敬称略
Text:Rumi Hasegawa
INFORMATION
表参道・CIBONEとStandByの2会場で 陶芸家 小野哲平 個展「energy 2025 Teppei Ono」が開催
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE B1F
- 営業時間
- 11:00-20:00
- 定休日
- 会期中なし
- 開催期間
- 2025年5月24日(土)〜 6月8日(日)
- 長谷川瑠美
外部ライター
