
編集部のリアルランチを紹介!オモハランチタイムスVol.105
編集部がリアルに食べているランチを、気ままにサクッと紹介する「オモハランチタイムス」。2024年6月にオープンした青山にあるAFURIの新店。不意に食べたくなるAFURIのあの味を求めて入店。原宿駅近くのAFURIにはよく行っていたけどそういえば最近はご無沙汰だったと思い、取材で近くに行った際に寄ってみた。
本日のお店:AFURI 南青山店
メニュー:ラーメン
食べたもの:柚子塩らーめん +炙りコロチャーシュー飯 セット 1,990 円(税込)
食事スタイル:イートイン
系列店舗の薬膳ラーメン「辛紅」を除くと、この南青山のAFURI(阿夫利)は実に4年ぶりとなる都内新店舗だそう。地下に降りるアプローチが特徴的で、ラーメン屋の入り口とはとても思えない。
立地が南青山だからか、AFURIのモチーフでありルーツの阿夫利山(神奈川県)ロゴが、ネオンによって青く光っているのも洒落ている。
オープンしてからしばらく経つが、店内は平日火曜日の14時過ぎにも関わらず、店内には海外のお客さんを中心に賑わいに満ちていた。ヴィーガン対応もできるという触れ込みも、外国人から支持される理由のひとつかもしれない。
AFURIらしく洗練されていて、ラーメン屋というよりモダンなカフェのような佇まい。だいぶ時を遡るけれど、初めてAFURIを食べた時って、まだこういうおしゃれなラーメン屋さんは多くなかったので、空間やユニフォーム含め、とてもワクワクしたのを覚えている。
抜けがいいオープンキッチンはまるでステージのよう。カウンター席に並んだお客さんの目の前で調理が進んでいく様子は、見ていて飽きない。
今回選んだのは、定番の「柚子塩ラーメン」と「炙りコロチャーシュー飯」のセット(1,990円)。この組み合わせが、あっさりとこってりの絶妙なバランスを取っていて、ランチとしての満足度が高いのだ。
「柚子塩ラーメン」+「炙りコロチャーシュー飯」のセット(1,990円)
鶏をベースに魚介、昆布、香味野菜をブレンドしたベースの「淡麗」と、鶏油を多めに加えた「まろ」から選べて、こちらもベーシックな淡麗をチョイス。柚子塩ラーメン淡麗は、AFURIの代名詞とも言える一杯。透き通ったスープにゆずの爽やかな香りがふわっと広がっておいしい。ラーメンそのものが健康的な食べ物だと錯覚するほどだ(思い込みが大事)。
細麺で独特な質感の麺はコシがあり、スープとの絡みも抜群。最近では他のラーメン屋でもゆず塩ラーメンを食べる機会も出てきたが、自分の中ではAFURIがパイオニア的ポジションだと思っている。これだよこれ!という納得感もあって「やっぱり柚子塩はAFURIだな」と心の中で頷いてしまった。
サイドメニューながらメイン級のおいしさを誇る、炙りコロチャーシュー飯は、たっぷりの大根おろしとが柚子がのっていて見た目にも爽やか。ゴロっとした肉、そこに脂の旨みと香ばしさがしっかりありながらも、重すぎず、気づけば一気に完食。「もう一杯いけるかも」と思わせるくらい、食べ進める手が止まらなかった。
表参道・青山エリアでおいしいラーメンを食べるとなると意外とその数は限られてくる。その中でAFURIでしか楽しめない味、摂取できない成分というのが確かにあるのだと再確認。定期的に足を運びたいラーメンのひとつだ。
■AFURI 南青山
住所:東京都港区南青山5丁目6−4 ハイトリオ南青山
電話:03-6427-3588
営業時間:11:00〜23:00
定休日:なし(不定休)
