全館お祭り状態のハラカドをエンジョイ
2025年4月17日(木)、東急プラザ原宿「ハラカド」がオープンしてから1周年を迎えた。OMOHARAREALではオープン前からインタビュー、オープン後もレポート記事やニュース記事配信を行ってきた。
(記事末にリンク集を記載)。
新たな文化発信拠点として開業し、コンセプトに「創造施設」を掲げてさまざまな取り組みを行ってきたハラカド。そんなハラカドが館を上げて1周年を祝う「文化祭」を行った。その模様をレポートしたい。
館を挙げての創造的「文化祭」!ハラカドに吹く新しい風を感じに
ハラカド開業から1周年。記念としてイベント「ハラカド文化祭」が開催された。来場者に「+1」のおもてなしを提供するというコンセプトの元で行われ、館内の至る所でイベントが同時多発的に行われていた。

ハラカドの象徴的な場所といえば屋上テラス。7Fのイベントスペース「701」では昼の営業時間帯からコーヒーと音楽をテーマにしたオープンパーティ「SOCIAL SOUNDS」による特別なDJイベントを行った。
シェアグリーン 南青山にある「Little Darling Coffee Roasters(リトル ダーリン コーヒー ロースターズ)」が飲食を提供し、FPM(Fantastic Plastic Machine)として知られ、東京オリンピック/パラリンピック開閉会式の音楽監督を務めた田中知之さん、デザイナー・モデルのマリエさんがDJを披露。

オープンエアーで、原宿の街を眼下に田中知之さんのDJを聞きながら、おいしいコーヒーを飲める。クラブとは趣向の違う豊かな時間は贅沢さを感じた。公共な場でのデイタイムのDJイベントが表参道・原宿の街でも増えてほしいと個人的には思っている。

DJ後のマリエさん。海外ではポピュラーな、家族や子供と楽しめるデイタイムのDJイベントに今後も積極的に参加したいと話す。
昼の部から一転して、夜は1Fにあるイタリア発祥のライフスタイルブランド「MOLESKIN」と日本酒ブランド「HINEMOS」のスペシャルなコラボバーが出現。シックで落ち着いた雰囲気でこちらもまた魅力的だった。

6Fに降りると、多国籍な飲食店が並ぶ中で、ラテン系のDJがゴリゴリのラテンミュージックをかけてゴキゲンだ。思わずテンションが上がっちゃうね!

5Fのフードエリアも満席御礼。人気の紫金飯店ではイートインメニューを半額で提供していたが、すでにソールドとなってしまいテイクアウトのみの対応に。さすがの人気。福引きや特典など、他の店舗でもさまざまな「+1」な催しが行われていたようだ。

4Fはまさに文化祭のコア。なんとフロアまるごとがテニス、バドミントン、卓球の要素をミックスした、アメリカ発祥のラケットスポーツ「ピックルボール」のコートになっていた。

子供から大人までが楽しみやすいと近年日本でも注目されているという「ピックルボール」。このカルチャーを発信するのがTRANSITが手掛ける「Pacific PICKLE CLUB」だ。東京・有明アーバンスポーツパークを拠点に、ピックルボールのカルチャーを発信している。

レンタルできる専用のラケットやジャージのセットアップなどもご丁寧に同フロアで販売されており、そのデザインの可愛さに「ピックルボール」を始めたくなってしまう。さすがの仕掛け。

七里ヶ浜にある「Pacific DRIVE-IN(パシフィックドライブイン)」に始まり「Pacific BAKERY」と連なるのがこの「Pacific PICKLE CLUB」というわけ。「Pacific PICKLE CLUB」in 原宿はクリエイティブディレクター・千原徹也さんが率いるデザイン会社「れもんらいふ」とのコラボによって実現。
クローズドパーティとして18時からはれもんらいふ代表の千原徹也さんと、ハラカド開業時の楽曲を提供した水曜日のカンパネラ・詩羽さん、「Pacific PICKLE CLUB」を手掛けるTRANSITの中村貞裕さんが登壇し、トークイベントを行った。

DJ DESIGN KILLERとしてDJも行った、れもんらいふ代表・千原哲也さん。1周年を経てハラカド3Fの「れもんらいふ」オフィスは「LEMONLIFE WORK&SHOP HARAJUKU, TOKYO」として生まれ変わった。
同フロアにはDJブースも設置されて、さながらレトロムービーに出てくるようなローラースケート場のような雰囲気。
さらなる盛り上がりを見せたのは、芸人コンビ・ダイノジによるDJ。DJとしても活動する大谷さんのDJに合わせ大地さんがダンスしたり、エアギターしたり(世界大会で優勝して話題に)、思わず笑顔になってしまうパフォーマンスを披露。圧巻でした。

ダイノジ・大地さん
3F〜B1F、小杉湯に至るまでがお祭りモード。いつもとはちょっと違う館内にワクワクした。ひときわ賑やかだったのが、原宿エリアに新たな旗艦店オープンがまもなくの「Deus Ex Machina Harajuku -Harakado」だ。

人混みかき分けて、最前へ行ってみればなんとレジェンドDJ MUROさんとNORIさんが7インチレコード(いわゆるドーナツ盤と言われている小さなレコード)でプレイしている!
これはもう2人のプロジェクト名義「CAPTAIN VINYL」じゃないか。と思わず興奮。ゆったりとルーツレゲエでその場をしめくくっていた。

B1F、言わずと知れた恵比寿の会員制バーのサテライトショップ「CASBA」とこちらも名門ヘアサロン「PEAK A BOO」のコラボイベントもアングラ感がありつつ盛り上がっていて良い雰囲気を醸し出していた。
端から端まで全てを見れてはいないけれど、一通り館内を巡った感想は、世代やジャンルを超えた人々が各々の楽しみ方をしていて、その自由さと風通しの良さを感じた。

今回、招待された人とプレス、Instagramでインビテーションをゲットした人がイベントに参加することができたので、比較的誰でも入れたイベントとなっていたことも風通しの良さに起因するだろうか。気軽に非日常を体験できるという点ではとても良い試みだったと思う。

野暮ったいクローズド感がなく(クローズドな雰囲気がそのイベントに適切であれば、それがステイタスとなり魅力を倍増させることもおおいにあるが)、誰しもが楽しみやすいというのは、ハラカドのキャラクターには合っている気がした。
さらにもう「+1」、これからに期待する点を挙げるとすればハラカドの持つ風通しの良さや自由さが地上、つまり館外の路上に波及して街との接続を感じられたら、もっと面白くなりそう。そんな可能性を感じた。

館内ではラジオの生放送が行われていたけど、交差点の「オモカド」のモニターにイベントの様子とともに放映しちゃうとか、周辺の店舗もイベントに巻き込むなど、実現性の可否は置いておいて、1周年を経てこれからさらに館内でクリエイティブが醸成されていくはず。それが街に波及することで「ハラカド」は真の完成を見るのではないか。

これからもっと面白く。ハラカドに関わる人たちのそんな思いと、可能性の種を見つけることができたイベントだった。OMOHARAREALでも、街をつぶさに観察しながらもっと面白く、魅力的に、街を賑やかす手伝いができれば嬉しく思う。というわけでハラカド1周年、おめでとうございます。

■ハラカド 文化祭
開催日:2025年4月17日(木)
開催場所:東急プラザ原宿「ハラカド」
住所:東京都渋谷区神宮前6-31-21
電話番号:03-6427-9634
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〈INTERVIEW〉
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〈REPORT〉
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Text & Photo:Tomohisa Mochizuki

























