原宿から Green Movement を広げよう
神宮前3丁目・キラー通りからすぐの国有地(1500㎡)が、2025年4月19日(土)〜2026年1月までの10ヶ月間、市民による有機循環型コミュニティ菜園「原宿はらっぱファーム」として開園する。
渋谷区の地域住民と支援者による「都市農地と防災のための菜園協議会」が主導する本プロジェクト。過去には、ワタリウム美術館 主催「水の波紋展2021」の展示会場にもなったテニスコート7面分の空き地を活用し、誰でも参加したり、立ち寄ったりできる菜園を作ることを目的として始動した。
プロジェクトは公募参加制。生ごみや木くずなど普段はゴミとして捨てられてしまう「有機資源」を堆肥化して土に還し、化学肥料や農薬を使わないオーガニックな畑をともに作っていく。
園内には、地域の生ゴミを循環する「コミュニティコンポスト」や、元の生態系を活かした「原っぱエリア」、非常時に備えた「防災かまど」など複数のエリアが出現。畑スペースは4種類を展開し、8人チームで一緒に作る「つながる畑」では、パリ市のコミュニティ菜園の手法にならったスタイルを取り入れる。
また、開園中は誰でも菜園を訪れることができ、農作業体験や散歩なども可能。コンポストや菜園に関するさまざまな講座や交流会も予定している。
開園日(4/19 土)10時からは、オープニングイベントを開催。プチマルシェやガーデンツアーの実施、ファームのよもぎを使ったプチギフトの配布など、菜園の魅力を凝縮して体験できる機会となる。
「原宿はらっぱファーム」は、近隣の学校や保育園、地域住民の菜園活動の場としても活用予定。作物が育つ姿が身近では無い都心で暮らす人々にとって、元気な野菜や土に触れることのできる新鮮な場所となるはず。
■概要
原宿はらっぱファーム
開園日:2025年4月19日(土)
開演期間:2026年1月まで
住所:東京都渋谷区神宮前3-35-13
運営:都市農地と防災のための菜園協議会(会長 三好和彦)
コンポスト東京(代表 安西美喜子)
>>編集部推薦!ハシゴNavi
原宿はらっぱファームからキラー通り方面へ徒歩3分。世界各地の朝ごはんと文化を紹介する「テイスト・ザ・ワールド」では、2ヶ月限定「トルコの朝ごはん」を提供中!不思議な名前の料理の数々を通して、”アジアとヨーロッパの架け橋”・トルコの文化を味わってみて。
※敬称略
Text:Rumi Hasegawa
INFORMATION
神宮前3丁目の国有地に「原宿はらっぱファーム」が開園 空き地にオーガニック畑を作るプロジェクト
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前3-35-13
- 営業時間
- 24時間
- 定休日
- なし
- 開催期間
- 2025年4月19日(土)〜2026年1月
- 長谷川瑠美
外部ライター
