
編集部のリアルランチを紹介!オモハランチタイムスVol.104
編集部がリアルに食べているランチを、気ままにサクッと紹介する「オモハランチタイムス」。取材の途中、キラー通り沿いを歩いていたら「毛沢東プレッシャーチキン」というインパクト抜群のメニュー名とビジュアルが目に入ってしまった…揚げ物は控えていたのだが、どうしてもその魅力に引き寄せられて、看板に誘われるまま、店内へと足を踏み入れていた。
本日のお店:青山シャンウェイフライドマスター店
メニュー:中華料理
食べたもの:毛沢東プレッシャーチキン定食 880円(税込)
食事スタイル:イートイン
表参道の喧騒からちょっと離れたキラー通り沿い。路地を入った先にひっそり佇むのは「青山シャンウェイフライドマスター店」だ。
どこか異国情緒漂う雰囲気で、海外旅行で見つけたらテンションが上がってしまうザ・中華ダイナーな見た目。
ちなみに店名にもある“フライドマスター”はその名の通り揚げ物メニューに特化し、テイクアウト需要にも対応した支店。神宮前3丁目にあった本店が2021年に千駄ヶ谷に移転してからというもの、”青山”シャンウェイとしてその看板を守る青山エリアの番人と言えるだろう。(住所地は神宮前だけれど。ミヤシタパークにある渋谷店も神宮前住所だ。)
座席はテラスとカウンターのみ。こうしたシンプルで潔い作りに、逆に料理への期待が高まってしまう。
メニューには定番のランチメニューに併せて今週のおすすめもある。その日その日の気分に合わせて選べるのは嬉しい。何度通っても飽きないメニュー設計に頭が下がる思いだ。
今回頼んだのはもちろん目的だった名物の「毛沢東プレッシャーチキン定食」。そのインパクト抜群なメニュー名が気になってしょうがなかったのだが、味のインパクトはそれ以上。
圧力(プレッシャー)をかけてカリカリジューシーに揚げたチキンに、毛沢東スパイスがたっぷり。見た目からすでに食欲をそそられる。毛沢東スパイスは、中国・湖南地方で親しまれる、唐辛子とフライドガーリック、干しエビなどがブレンドされたスパイス。毛沢東の出身が湖南省で、好物であることから名付けられた、ごはん泥棒系の絶品スパイスである。
ピリっと辛いけれど、フライドガーリックの香ばしさとエビの旨味が相まって、ただ辛いだけではなくとにかくおいしい!。濃厚だけど、決してしつこくないのでライスと合わせると、そりゃもう箸が止まらない。
付け合わせの野菜の味付けがまた絶妙で、チキンの濃い味わいをさっぱりと中和してくれる。まさに旨辛の王道と言える一皿。クセになって、何度でも食べたくなるおいしさだ。
表参道の喧騒から少し離れた、ひっそり隠れた名店で味わう旨辛フライドチキン。食べ終わった後に広がる満足感とスパイスの余韻が心に深く残る。このフライドチキンを味わえば、きっとそのおいしさに心もお腹も満たされるはず。僕は満たされた。フライドマスター!多謝!!
■青山シャンウェイ フライドマスター店
住所:東京都渋谷区神宮前3-7-4 和泉ビル1F
営業時間:11:30~19:00(全日)
定休日:不定休
TEL:03-6804-3043
支払い:現金のみ

- オモハラリアルスタッフ
OMOHARAREAL編集室
