
編集部のリアルランチを紹介!オモハランチタイムスVol.100
編集部がリアルに食べているランチを、気ままにサクッと紹介する「オモハランチタイムス」。記念すべき100本目となる今回は、「心と身体を癒す中国料理」がコンセプトの薬膳中華料理店「南青山 Essence」を紹介!
本日のお店:南青山 Essence
メニュー:麺
食べたもの:
自家製薬膳ラー油の担々麺セット
(玄米と自家農園野菜のサラダ・ドリンク)
2000円(税込)
飲食スタイル:イートイン
自然界の変化に応じて生きることが養生につながるという考え方「天人合一(てんじんごういつ)」。「南青山 Essence」ではこの教えに基づき、料理には化学調味料を使わず、さらに薮崎友宏シェフによる自家農園(栃木・足利)で栽培した野菜を使用している。
最近、外は風がとっても冷たい。身体が冷えると本能的に「薬膳」というワードに吸い寄せられる。寒さで硬直した身体を健康的な食事でゆるめたい一心でお店へ直行した。
ラストオーダー(15:00)ギリギリでの訪問だったので、店内はすでにディナータイム仕様に。丁寧にセッティングされた食器類、清潔感ある壁に飾られた複数の絵画、カウンター越しにはワインセラーとグラスもビシッと並んでいて、高級感ある内装が印象的。
個室やテラス席もあるので、シチュエーションや気分に合わせて使い分けられるのもポイント。
自家製薬膳ラー油の担々麺セット(玄米と自家農園野菜のサラダ・ドリンク)2000円(税込)
注文を済ませ、待つこと10分ほどでセットが乗ったワンプレートが運ばれてきた。箸置きには「ナツメ」が使われていて、細部まで薬膳の魅力がいっぱい(なんと最後にデザートとして食べてOK◎)。
まずは、お店のこだわり「玄米と自家農園野菜のサラダ」から頂きます。 野菜はどれも、シャキシャキ感&本来の苦味と甘みが豊富で、噛み締めるのが楽しい。ふわサク食感の玄米と梅ドレッシングがアクセントを生んで、しっかり"野菜"を食べている!って感じ。
お次は本日のメイン、「自家製薬膳ラー油の担々麺」。たっぷり乗った炸醤(ジャージャン)、青菜、万能ねぎをかき分けるようにスープをすくってひとくち。自家製ラー油と花椒がバチバチと舌に香りと刺激を与えてくれつつ、濃厚な胡麻の風味で総じて辛さは控えめ。スープだけでも料理として成立しているようなハマるおいしさ。
たっぷりの具材に隠れて、これまたたっぷりな麺は細めのものを使用。濃厚なスープやごろごろの炸醤(ジャージャン)とよく絡まって旨みをたっぷり吸収している。一気にすすると、より自家製ラー油と花椒の香りが際立っておいしい。
セットドリンクは、店員さんにオススメして頂いた「白牡丹 (白茶)」。ちょっとお出汁のようにも見える、透き通った綺麗な色合い。「白牡丹」は、茶葉を摘んだあとの一般的な「揉む」という工程を踏まないので、本来の青みが残ったダイレクトな味わいを感じることができるそう。清涼感ある風味が食後にぴったり。
薬膳ラー油で芯からポカポカになり、自家農園サラダでビタミンチャージして、大満足ランチ。今度は、ディナータイムに複数人で訪れて、ワインと一緒に健康でおいしい中国料理を楽しんでみたいな。
■南青山 Essence
住所:東京都港区南青山3-8-2 サンブリッジ青山1F
営業時間:
[ランチ]11:30~15:00(LO)
[ディナー]18:00~22:00(LO)
TEL: 03-6805-3905
定休日:不定休・年末年始
Text & Photo:Rumi Hasegawa
- 長谷川瑠美
外部ライター
