
表参道で撮影モデルを探していたSANKYOさんに聞く、オモハラの今昔
日々、さまざまな人たちが集まる表参道・原宿エリア。それぞれの街の楽しみ方を紐解くスナップ&インタビュー企画。その人それぞれの表参道・原宿に関する、パーソナルな今日のことと昔のこと。街行く人のそれぞれの視点を通じて“オモハラ観”を覗く。
今回オモハラについて語ってくれたのはSANKYOさん
住んでいるところ:東京都・世田谷区
年齢:27歳
職業:カメラマン
オモハラエリアの好きな場所:
TRUNK(LOUNGE)
PIZZANISTA TOKYO
NUBIAN HARAJUKU
Instagram:
@sankyo_cam
NOW:今日はオモハラへ何しに?
写真を撮るためのモデル探しに来ました。ファッションフォトをメインにカメラマンとして活動しています。SNSアカウントでは定期的に街でスナップした写真をアップしているんですが、撮影の仕事も含めて表参道・原宿には来ることが多いです。頻度としては週に2〜3回は訪れてます。
SNSでの写真は主に海外の人をターゲットに写真を撮っていて、表参道・原宿エリアだと海外の人たちに人気がある場所で作業しながらモデル探ししたりします。意外とハラカド(東急プラザ原宿)のフードエリアにインバウンドの方が集まっていらっしゃったりするんですよね。ハイセンスな海外の人たちが集まるTRUNK(HOTEL)のラウンジやカフェにもよく行きます。
THEN:初めて表参道・原宿に来たのは?
15,6歳のとき、地元の広島から中学校の修学旅行で来ました。自由時間に一人で買い物に繰り出した記憶があるんですが、確かキャットストリート周辺の古着屋を回りましたね。今もあるフラミンゴや、もう表参道にはなくなってしまったサンタモニカ、他にもシカゴとか色々。何も買わずに、とにかくお店の雰囲気を味わいたくて、古着屋を巡っていました。
当時は表参道周辺を歩いているだけで、服好きな人が多いと分かる。最先端が集まる街で、都会のスタンダードを見た気がしました。ファッションが好きになった原点的な場所だし、今では僕の中で服だけじゃなくヒト、モノ、コト、何か面白いものを見つけたいときに訪れる街になっています。
MASSAGE TO FAVORITE:表参道・原宿の好きな場所に一言
TRUNK(HOTEL)近くにあるPIZZANISTA TOKYO(ピザニスタ トーキョー)です。そこの店長が友達で、先週も行きました。海外っぽい店の雰囲気もいいですね。
僕は以前ダンスをやっていてLAに2年くらい住んでたことがあるんです。そのときにLAの店舗で食べていないのが悔やまれるほどおいしいし、お気に入りです。マッシュルームのピザが特に好き。店長、また行くわ。
◆Photo by SANKYOさん/オモハラでの3枚
この日のスナップ撮影で、ひときわおしゃれな雰囲気を醸し出していたSANKYOさん。そのいでたちを一目見て、ファッションめちゃくちゃ好きなんだろうなと思って声をかけたところ、“ファッションが好きな人を好きな人”だった。
この日、SANKYOさんが撮ってくれた写真を見てもらえばわかる通り、高い服を着ているとか、ブランドとか、知名度は一切関係ない。その人独自の着こなしや、そこから滲み出る雰囲気を引っくるめてファッションと捉え、その人の持つ魅力を引き出す写真を撮っている。
声をかけた理由を聞くと「圧倒的なルックスとオーラですね!目の前を通った瞬間に本人からカッコよさが出ていた」と語るSANKYOさん。本当に素敵な人の写真を撮るカメラマンにお会いできて嬉しい限り。表参道・原宿の街で何かご一緒できることを楽しみにしております。
Interview & Text:Tomohisa Mochizuki
Photo:Tota Mizutani

- オモハラリアルスタッフ
OMOHARAREAL編集室