謎多き世界にタグを描き残し、進み続ける
神宮前3丁目・とんちゃん通り沿い、米原康正キュレーションのtHE GALLERY HARAJUKUで、KAREZMAD(カリズマド)による個展「Whose world is this? -世界はだれのもの?-」が開催される。2025年2月14日(金) ~ 2月24日(月)まで。
KAREZMADは、グラフィティやストリートカルチャーを背景に、リアルとデジタルを融合させるアーティスト。ARなどの最新技術を駆使し、デジタルとフィジカルを交差させるミクスドメディアな制作を行っている。
本展では、Building Blocks(積み木)の不思議な世界に足を踏み入れるキャラクター・LIL MIROKU(リルミロク)のキャンバス作品を中心に展示・販売。
作品内の多数のブロックは多様性な社会の積み重なるコンテクストを、カラフルな配色は人種や価値観をミックスしながら世界が躍動することを指し示す。作品全体は、データの集合体であるブロックがまるで生命のように動いているさまを、電子世界の概念でグラフィカルに表現している。
「世界や環境、資源は誰の所有物なのか?持ち主は誰?ルールを決めるのは誰?世界の在り方や個人や存在はどのような意味を持つのか?」(KAREZMAD ステートメントより抜粋)
また、今回の展示に寄せて、弊メディア編集者が過去の取材でKAREZMADについて記述したコメントをプレスリリースに採用してくれている。
「グラフィック、スケート、ヒップホップ、そしてホビー。KAREZMADのアートはそれらを横断的に取り込み宇宙のように膨張していく。」(オモハラリアル・望月智久 コメントより一部抜粋)
KAREZMADが描くLIL MIROKUは、不思議なブロックの世界に自分のタグを描き残しながら冒険を続ける。作品と同様にカラフルな原宿の街で、目の前に広がる世界の在り方をただそのままに感じ取ってみてほしい。
■概要
KAREZMAD SOLO EXHIBITION
" Whose world is this? 世界はだれのもの? "
開催期間:2025年2月14日(金) ~ 2月24日(月)
開催場所:tHE GALLERY HARAJUKU
住所:東京都渋谷区神宮前3-20-21 ベルウッド原宿1階-C
営業時間:11:00-19:00
休廊日:2月17日・18日
*14日は18:00から開廊いたします。
■オープニングレセプション
開催日時:2025年2月14日(金) 18:00〜
開催場所:tHE GALLERY HARAJUKU
■アフターパーティ
開催日時:2025年2月14日(金) 20:00-22:00頃
開催場所:YONE MART
住所:東京都渋谷区神宮前2-13-5 第6渡辺ビル1階
- 数量限定 Tシャツ&キャップ
- 軽食&ドリンク
- DJ by DJ matane & Yone
>>EDITOR’S VOICE
ギャラリーから徒歩8分。SORToneでは、アーティスト ZECSの壁画作品公開及び新作個展が開催中。KAREZMAD同様、HIP HOPカルチャーなど自身の好きなものを素直に作品に投影するZECSの表現を、ぜひ鑑賞してみてください。
※敬称略
Text:Rumi Hasegawa
INFORMATION
tHE GALLERY HARAJUKUでKAREZMAD個展「Whose world is this? 世界はだれのもの?」が開催
- 住所
- 東京都神宮前3-20-21 ベルウッド原宿1階-C
- 営業時間
- 11:00-19:00
- 定休日
- 2月17日・18日
- 開催期間
- 2025年2月14日(金) ~ 2月24日(月)
- 長谷川瑠美
外部ライター
