創設者・トレマイン・エモリーが在店!
原宿は神宮前2丁目のヴィンテージショップ・PORTRATIONにて、ファッションブランド「デニム ティアーズ(DENIM TEARS)」が、初となるポップアップストアを限定オープン。期間は2025年2月1日(土)・2日(日)の2日間。
デニム ティアーズは、デザイナーのトレメイン・エモリー(Tremaine Emory)が手がけるファッションブランド。アフリカ系アメリカ人という自身のルーツを重んじ、デニムの原料であり、ブランドを象徴する“綿花のプリント”は、アフリカ系アメリカ人が奴隷制度のもと綿花摘みをしていたという歴史に由来する。2023年に原宿でDiorともコラボポップアップを行い話題を呼んだ。
本ポップアップでは、定番のアイテムをはじめ、新作コレクション「The Scorpion & The Frog」やファッションブランドの「CPFM(Cactus Plant Flea Market)」とのコラボコレクションを発売。加えて、ポップアップ限定アイテムもラインナップする。さらに、トレメイン・エモリーも在店する。
新作の「The Scorpion & The Frog」は、アフリカ系アメリカ人の映画監督、セント・クレア・ボーンが制作した短編映画『The Black and the Green』から着想を得たコレクション。アメリカにおけるアフリカ系アメリカ人の公民権運動と、北アイルランドにおける「トラブルズ」と呼ばれる社会的闘争(イギリスとアイルランドの領土問題、地域紛争の総称)の間に見られる類似点を探究しているという。
また、本ポップアップ限定アイテムとして、国内外で活躍するアーティスト・村山晋(Shin Murayama)を迎え、「トラブルズ」の時期に使用されたマスクからインスピレーションを受けた作品を制作。さらに、日本のデザインスタジオ「DELICATE UNIT」ともコラボし、「MA1 ボンバージャケット」をアップサイクルしたアイテムを販売する
自身のルーツや歴史的背景をファッションに落とし込むデニム ティアーズのアイテムは、洋服とは“身に纏うモノ”、ということ以上の何かを感じさせるはず。数多くのファッションブランドが店舗を構えるオモハラの街においてもその存在は異彩を放つに違いない。ぜひ足を運んで袖を通してみてはいかがだろう。
■概要
DENIM TEARS ポップアップ
開催期間:2025年2月1日(土)・2日(日)
開催場所:PORTRATION
住所:東京都渋谷区神宮前2-19-2
開催時間:11:00〜20:00
>>EDITOR’S VOICE
PORTRATIONから徒歩4分のNANZUKA UNDERGROUNDでは、2月1日(土)からアート・コレクティブ、MSCHFによる新作個展「Material Values」が開催。アートの定義や価値という根源的な議論を、現代的かつ悪戯めいた作品として昇華させている彼らの展示をぜひ観に行ってみてください。
※敬称略
Text:Kosuke Hori
INFORMATION
神宮前2丁目・PORTRATIONで「DENIM TEARS」初のポップアップが開催 ルーツや歴史的背景を表現
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前2-19-2
- 営業時間
- 12:00〜20:00(ポップアップ期間は11:00〜20:00)
- 定休日
- 水曜日
- 開催期間
- 2025年2月1日(土)・2日(日)

- オモハラリアルスタッフ
OMOHARAREAL編集室
