震災から一年、被災地と良縁を「くくる」
神宮前5丁目、TRUNK(HOTEL) 近くの穏田神社にて、新しい良縁守「くくる」が、2025年1月1日(水)午前0時から頒布される。
穏田神社は、原宿の地で400年の歴史を誇る神社。「淤母陀琉神(おもだるのかみ)」や「阿夜訶志古泥神(あやかしこねのかみ)」、「櫛御食野神(くしみけぬのかみ)」といった美容や技芸上達、縁結びの神を祀っている。
2025年元日から頒布される良縁守「くくる」は、石川県の伝統工芸である「九谷焼」と「真田紐」を組み合わせたお守り。鞄や手首など、身に着ける場所を選ばない“新しいスタイルのお守り”として奉製された。
2024年1月1日に発生した能登半島地震を受けて、石川県・加賀藩前田家と縁ある穏田神社は、復興支援と伝統工芸の継承を目的としたプロジェクトを企画。金沢美術工芸大学の協力のもと、学生2名がデザインから制作まで携わり、新しい良縁守「くくる」は誕生した。売上の一部は能登半島地震の復興義援金として寄付される。
「くくる」の陶器部分のデザインは、前田家の梅鉢紋と、穏田神社の紅白梅やロゴマークの鳥がモチーフ。また、真田紐の緑をベースにしたカラーリングは、穏田の歴史と現在の原宿地域を表現しているという。そして、現役の大学生のデザイン感覚と、伝統工芸品における熟練した職人の技を融合させることで、伝統を守りながら新しい価値を創造することを目指している。
伝統と革新が交差する原宿らしく穏田神社もまた、アニメ「ラブライブ!スーパースター」とコラボするなど、歴史を大切にしながら新しい文化を積極的に取り入れている。今回、そんなオモハラらしい感性で、被災地と原宿の縁を繋ぎ、新たな良縁を「くくる」。震災から一年という節目、そして2025年の幕開けを告げる元日に、良き物事との出会いを祈りつつ、手に取ってほしい。
■概要
穏田神社 良縁守「くくる」頒布
頒布日:2025年1月1日(水)午前0:00〜
頒布場所:穏田神社社務所
住所:東京都渋谷区神宮前5-26-6
電話番号:03-3407-7036
頒布価格:3,800円
社務所授与時間:
2025年1月1日(水)〜1月13日(月)/9:00〜17:00
※1月限定御朱印は1月7日(火)より頒布
1月14日(火)以降/11時〜16時(13時〜14時お昼休憩)
定休日:不定休
※1月は1月16日(木)
1月23日(木)
1月30日(木)
>>EDITOR’S VOICE
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Text:Kousuke Hori
INFORMATION
原宿・穏田神社が石川県の伝統工芸技術を用いた良縁守「くくる」を元日から頒布 新たなスタイルのお守り
- 住所
- 東京都東京都渋谷区神宮前5-26-6
- 電話
- 03-3407-7036
- 営業時間
- 10:00〜16:00(休み13:00〜14:00)
※1月の社務所授与時間は本文概要参照 - 定休日
- 不定休
※1月の社務所休みは本文概要参照 - 開催期間
- 2025年1月1日(水)〜
- オモハラリアルスタッフ
OMOHARAREAL編集室