編集部のリアルランチを紹介!オモハランチタイムスVol.93
編集部がリアルに食べているランチを、気ままにサクッと紹介する「オモハランチタイムス」。本日は、2024年10月末に明治通り沿いにオープンしたばかりの「MAISON KAPPA(メゾン カッパ)」を紹介!
本日のお店:MAISON KAPPA(メゾン カッパ)
メニュー:オープンサンド
食べたもの:
・胡瓜と塩昆布のオープンサンド 950円(税込)
・自家製カッパソーダ 750円(税込)
飲食スタイル:イートイン
新たなコミュニティ空間を創造するネットワーク型カフェ&パブとしてオープンした「MAISON KAPPA(メゾン カッパ)」。11月末に開催されたオープニングイベント「カッパーティー」では、各地から妖怪たち(ゲスト)を集めたユニークな企画を実施している様子をInstagramでちらっと拝見していた。妖怪がわらわらと集まるお店ってどんな怪しげな雰囲気だろう・・・とそわそわしながらも、気になる心を止められずお店を訪問した。
ランチ時は「ヒルカッパ」(11:00~18:00)として営業している「MAISON KAPPA」。カッパの顔を型取った入り口のオリジナルロゴや、カッパイラスト入りのマグカップを始めとしたグッズに至るまで、大勢のカッパたちがお出迎えしてくれる。
屋外の暖かい天気が店内まで続いているかのように、たくさんのグリーンで彩られた店内は、妖怪のイメージとは正反対の開放的な空間。奥のカウンターまで進み、サクッと注文を済ませる。
「胡瓜と塩昆布」950円(税込)
今回注文したのは、「胡瓜と塩昆布」のオープンサンド。メニューの一番目立つところに記載してあったので、きっとカッパの大好物「きゅうり」と掛けた目玉メニューだろう。分厚く切られたトーストに、それを覆い隠すほどの輪切りのきゅうりがたっぷり。その上から、雪のように振りかけられたパルメザンチーズが、さらにボリュームを引き出していて、食欲をそそる。
熱々のトーストをナイフで半分にカット。中央に少し見えていた白い部分もチーズだと思っていたら、なんと黄身が現れてびっくり。固めに茹でられた卵が丸ごとドーンと入って贅沢感増し増しに。
豪快にかぶりついて頂きます。口内がシャキシャキのきゅうりで埋め尽くされ、そこに塩昆布の濃いしょっぱさが絡まって刺激的なおいしさ。噛み締めるたびに、塩昆布の旨みがジュワッと口の中に溢れてきて、ヒルカッパ(ランチタイム)メニューだけれど、ついついビールやワインと合わせたくなってしまう"おつまみ"っぽさも感じられる。
カリカリに焼かれたトースト部分にはたっぷりのバターが。このバターにも塩昆布の塩味が染み込んでいて、トーストだけ噛み締めても旨みたっぷり。わざわざ「胡瓜と昆布」部分と分けて、単体で味わってしまうほどの中毒みがある。
自家製カッパソーダ 750円(税込)
こちらは、(アルコールを泣く泣く諦めて)注文した「自家製カッパソーダ」。
ゴロゴロと入った柑橘系の果実が甘酸っぱく、塩昆布の塩味で少し乾いた喉を優しく潤してくれる。ビタミンカラーの黄色が酸っぱそうな印象を与えるけれど、以外と甘みも強くてゴクゴク飲めてしまう。爽やかなきゅうりとの相性もバッチリ。
みずみずしいきゅうりがたっぷりのオープンサンドで潤い、カッパたちにも別れを告げてお店をあとに。今話題のアサイーボウルやエスニック油うどん、玄米タコライスなど、ヘルシーでお腹を満たしてくれるメニューも豊富にあり、今後も色々と味わうべく是非とも再訪したいと思った。
また、「ヨルカッパ」(Barタイム)には、3Fの「LOUNGE & POPUP STUDIO」と共同で、色々なイベントを企画・実施していくのだとか。あなたも一度足を踏み入れれば、気付かぬうちに、多様性溢れる妖怪・カッパの一員になってしまうかも。
■MAISON KAPPA(メゾン カッパ)
オープン日:2024年10月24日
住所:東京都渋谷区神宮前6-23-6
営業時間:[Cafe]11:00~18:00 (LO17:30)/[Bar]19:00~24:00
席数: 23席
定休日:不定休
Text & Photo:Rumi Hasegawa
- 長谷川瑠美
外部ライター