日本の伝統工芸や日々の生活にアートを見出す、第5回「TOKYO CRAFT MARKET」が国連大学にて開催される。 「TOKYO CRAFT MARKET|Season 05 : Spring 2017」 日時:2017年5月13日(土), 14日(日) 10時から16時まで 場所:国連大学屋根下&中庭 入場:無料
かつての芸術運動がリバイバル?
(2017/05/09)
19世紀の芸術運動「Arts and Crafts運動」をご存知だろうか。デザイナーWillam Morris(ウィリアム・モリス)が主導したこの運動は、産業革命で生まれた粗悪な商品に対する反抗で、熟練した手仕事と美意識をライフスタイルに取り戻す大きな流れをつくったそうだ。 時は流れ、均質で安価な商品が多く溢れる現代に、当時とは違った形でクラフトの必要性を発信する「TOKYO CRAFT MARKET」。第5回目を迎えるこのイベントでは「Art, Craft and Science」をテーマとして、日本の伝統工芸や世界のCraftsmanship、さらには日々の生活からアートを見出していくという。会場では陶器や木彫りのカトラリーなど、手間ひま掛けて作られた1点モノのアイテムが目白押し。新緑の季節に合わせて植物や花、盆栽も広場を彩るそうだ。 熟練した手仕事と美意識をもう一度。現代の芸術運動とも言えるこのイベントで、お気に入りのハンドメイドアイテムを見つけてみてはいかがだろうか。