【Direct News】街を歩いて発見したトピックスを紹介
日々、オモハラの些細な変化を見逃さないよう街を眺めている中で、編集部員による発見・気づき・聞いた噂などのトピックスをダイレクトにお届け!
原宿で最新の食のトレンドを体感するならTOKYO BURNSIDE!イベントのレセプションだったりアフターパーティなどでうかがう機会も多いけれど、定期的に知る人ぞ知る名店や、国内外の気鋭のシェフや飲食店とコラボして実験的な食のポップアップを開催している。
今回2024年11月25日(月)までの期間限定で、本鵠沼に「うずとかみなり」を構えるラーメンプロデューサー・大西芳実氏を監修に迎え、初となるオリジナルラーメンポップアップ「REBEL RAMEN」が開催中。初日に足を運んだ。
TOKYO BURNSIDEは神宮前5丁目、キャットストリートの一本裏手、ファミリーマート表参道南店の上に位置する。一見すると営業しているかどうかわからないミステリアスな雰囲気だが、ポップアップ開催期間中はちゃんとやっているのでご安心を。
編集部員一同で、「PURE」と「JUNK」をそれぞれ注文。イベント立食スタイルでのTOKYO BURNSIDEも賑やかで楽しいけれど、デイタイムの静かな感じもとても心地よい空間。黒を基調とした店内と、陽の射しこみ具合が不思議と心落ち着かせてくれる。
「REBEL RAMEN」のメニューは化学調味料を使っていない、いわゆる無化調の「PURE」と化学調味料を使った有化調ラーメン「JUNK」の2種類。私たちが普段食べ慣れているラーメンは、基本的には有化調が多い。近年、増えているとはいえ、おいしい無化調ラーメンを作るというのは、コストも味の調整もかなり難しいという(と、某有名ラーメン漫画で読んだ)。
果たして、どんなラーメンが味わえるのか。着丼し、いよいよご対面です。
「PURE(無化調)」:1,650円(税込)
美しい澄んだ黄金色スープの「PURE」。削ぎ落とされ、旨味が凝縮された珠玉の一杯だ。トッピングは、チャーシューと白髪ネギのみという潔さ。
ツルシコ、のどごし爽やかな白肌の細麺!シンプルながらしっかりとコクを感じるスープが絡み、絶品のおいしさ。無限にすすれる。
対する「JUNK」は背脂たっぷり、刻んだ生姜が乗ったHAZYな醤油ベースの一杯。「PURE」とのコントラストがこれまた食欲をそそる!トッピングはネギと口溶け柔らかなチャーシュー、そしてしっかりめなコリコリメンマだ。
「JUNK(有化調)」1,650円(税込)・白米 220円(税込)
「JUNK」にはもちろん白米でしょ!麺をご飯にワンバンさせて、徐々に背脂とスープを染み込ませるスタイル。こりゃおいしい。
「PURE」とは対照的に、つけ麺かと思うほどのぶりっぶりの太麺が食べ応え抜群な「JUNK」。 見た目ほどしつこくなく、こっくりまろやか背脂の旨味、生姜とネギの爽やかさが調和する円熟味あふれる一杯。おいしすぎて箸が止まりません。焦がしネギと粗挽き胡椒で味変も。焦がしネギと胡椒の風味にキリッと味が際立つ。
「PURE」も「JUNK」も、それぞれラーメンの奥深さが存分に味わえる「REBEL RAMEN」。食を通じてエンターテイメントとクリエイティブを両立するTOKYO BURNSIDEに、期間中ぜひ足を運んでみてほしい。
そして11月26日(火)からは「REBEL RAMEN」を監修した大西芳実氏が率いる「うずとかみなり」のポップアップが開催されるとのこと。ラーメン好きはこちらも見逃せないポップアップになりそうだ。
■「REBEL RAMEN」
会期:2024年11月22日(金)〜11月25日(月)
会場:TOKYO BURNSIDE
住所:東京都渋谷区神宮前5丁目12-14 2F
営業時間:12:00〜
Instagram:@tokyo_burnside
Text:Tomohisa Mochizuki
Photo:OMOHARAREAL編集部