過去最大規模、96会場/117の展示を披露
表参道・原宿・青山エリアを中心に、日本最大級のデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO 2024」が開催される。2024年10月18日(金)〜10月27日(日)の10日間、96会場にて過去最大規模となる117の展示を実施。
世界屈指のミックスカルチャー都市・東京を舞台に、デザイン、アート、インテリア、ファッションにおける多彩なプレゼンテーションを開催する「DESIGNART TOKYO」。2024年は「Reframing 〜転換のはじまり〜」をテーマに、従来の枠組みにとらわれず、新たな価値を提示するクリエイターたちの営みに注目する。
ワールド北青山ビルにて開催の「Reframing」展では、18組のクリエイターによる作品を披露する。空間は、「HYBE Design Team」が無垢素材を用いて手掛けたシンプルな設計。”いま見えている世界は、誰かのフィルターに妨げられていないか。それは本質的なことなのか。”を見つめる展示となる。
例年に引き続き、 実験的なアイデアと視点を持つ作品が出揃う本展。GYRE(神宮前)では、乃村工藝社による「Being 家具が居ること」が開催。物を”所有する”から”一緒に居る”へと感覚をシフトすることを促す。また、スパイラル(南青山)で開催の「Flow and Movement」では、工業用刺繍機メーカー「TAJIMA」の刺繍アートブランド「&T (アンドティ―)」と現代日本画家・大竹寛子のコラボ空間展示を実施。
さらに、アーティストによる作品も多数展示する。「MAHO KUBOTA GALLERY」(神宮前)では、NYを拠点とするブライアン・アル フレッドの個展「Golden Hour」を、「sync public」(南青山)では沼田愛実による「Sky Pocket」を開催。両者ともに、一瞬の風景を色彩豊かに描いた作品群を披露する。
膨大な情報量と引き換えに、いつの間にか周りのノイズに振り回されてしまう現代。オモハラエリアで繰り広げられる”デザインとアートの祭典”にて、外的に形成された思い込みを手放し、未来へのヒントをつかんでほしい。
■概要
DESIGNART TOKYO 2024
開催期間:2024年10月18日(金)〜10月27日(日)
開催エリア:表参道・外苑前・原宿 ほか(渋⾕・六本⽊・広尾・銀座)
展示数:117(96会場)
メイン会場:ワールド北青山ビル 1F
住所:東京都港区北青山3-5-10
主催:DESIGNART TOKYO 実行委員会
発起人:青木昭夫(MIRU DESIGN)/川上シュン(artless)/小池博史(NON-GRID)/永田宙郷(TIMELESS)/ アストリッド・クライン(Klein Dytham architecture)/マーク・ダイサム(Klein Dytham architecture)
>>EDITOR’S VOICE
メイン会場のワールド北青山ビルから青山通りを渋谷方面に徒歩10分。国連大学中庭にて「TOKYO COFFEE FESTIVAL」が開催!2024年10月19日(土)・20日(日)の2日間、国内外70店舗が集結する”コーヒーの祭典”です。こちらもぜひ足を運んでみてください。
※敬称略
Text:Rumi Hasegawa
INFORMATION
表参道・原宿エリアほかで「DESIGNART TOKYO 2024」が今年も開催!Reframingがテーマ
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前・港区北青山/南青山エリア ほか
- 営業時間
- 各店舗・施設に準ずる
- 定休日
- 各店舗・施設に準ずる
- 開催期間
- 2024年10月18日(金)〜10月27日(日)
- 長谷川瑠美
外部ライター