屋外ビジョンで短編アニメーションも初上映
東急プラザ表参道原宿オモカドB1F・The SHELʼ TTER TOKYO内のLOVUS galleryにて、スティーブ“ESPO”パワーズ (Steve ESPO Powers)の個展「RED LIGHT GOES GREEN LIGHT STOPS」が開催される。2024年9月27日(金)〜10月14日(月)まで。なお、初日はオープニング・レセプションを予定。
スティーブ“ESPO”パワーズは、1968年フィラデルフィア生まれ。16歳から”ESPO”の名でグラフィティを描き始め、90年代ニューヨークのグラフィティシーンで大きな功績を残した人物だ。99年よりアーティスト活動に専念し、タイポグラフィを軸にメモ帳から壁画まで自由自在にアウトプットを続けている。2023年、原宿に自身のアトリエ兼ショップ「ESPOKYO」をオープン。2024年2月には、GALLERY TARGETにて日本では約6年ぶりの個展を開催している。
本展では、ESPO本人の現在の心境や時代を反映した新作群が展示される。作品におけるメインの登場人物は、東京で出会った仲良しの双子の兄弟。性格が正反対の2人ながら、お互いにその違いを認め合い、愛を持って生きている彼ら。そんな2人の深い愛からインスピレーションを受けた作品が並ぶ。
「私の経験では、兄弟は似ていれば似ているほど喧嘩が多くなる。そして、人について学べば学ぶほど、人について不思議に思う。」とリリースにコメントを寄せるESPO。鑑賞者にとっても、兄弟に限らず、友人やパートナーなど、自身を取り巻くさまざまな関係にリンクする作品群となるはず。
ESPOは、これまでにも20年以上にわたり東京を訪れ、街に感化された作品を制作し続けている。原宿のストリートにも数々の作品を残している彼の新作展、オモカド屋外ビジョンの短編アニメーションを目印にぜひ足を運んでみて。
■概要
“RED LIGHT GOES GREEN LIGHT STOPS” Steve ESPO Powers
開催期間:2024年9月27日(金)〜10月14日(月)
開催場所:LOVUS gallery
住所:東京都渋谷区神宮前4-30-3 東急プラザ表参道原宿 The SHELʼ TTER TOKYO B1F
営業時間:11:00-20:00
定休日:会期中なし
※9月27日(金)はオープニングレセプションのみの営業
■オープニングレセプション
開催日時:2024年9月27日(金)19:00-21:00
>>EDITOR’S VOICE
神宮前3丁目・現在大規模改修中のワタリウム美術館では、工事用のカバーを用いたユニークな展示を開催中。世界的グラフィティライター、バリー・マッギー(Barry McGee)をはじめとしたアーティスト達による見応え抜群の作品、必見です。
※敬称略
Text:Rumi Hasegawa
INFORMATION
東急プラザ「オモカド」B1F・LOVUS galleryにて、 スティーブ“ESPO”パワーズの個展が開催
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前4-30-3 東急プラザ表参道原宿 The SHELʼ TTER TOKYO B1F
- 営業時間
- 11:00-20:00(9/27金は19:00-21:00)
- 定休日
- 会期中なし
- 開催期間
- 2024年9月27日(金)〜10月14日(月)
- 長谷川瑠美
外部ライター
