編集部のリアルランチを紹介!オモハランチタイムスVol.88
編集部がリアルに食べているランチを、気ままにサクッと紹介する「オモハランチタイムス」。本日は神宮前3丁目、裏原エリアに位置する「Tacos 3Hermanos Harajuku(タコス トレス エルマノス ハラジュク)」を紹介!
2024年4月、原宿にオープンした、”日本人だけが知らない。メキシコシティの道端のタコスを再現したお店”。「Taqueria 3Hermanos YAMANAKAKO」(山中湖)に続く、2店舗目だ。原宿店オープン当初からその一癖あるユニークな様子をInstagramで発信していて、いつか行ってみたい!と気になっており、ついに念願の訪問が叶った。
本日のお店:Tacos 3Hermanos Harajuku(タコス トレス エルマノス ハラジュク)
メニュー:タコス
食べたもの:
カルニタス(ソノラ産豚肉のコンフィ)5個 2,200円(税込)
アラチェラ(ソノラ産ハラミ鉄板焼き)5個 3,300円(税込)
レングア(牛タン)5個 3,300円(税込)
ビステク(牛肉薄切りの炭火焼き)5個 2,750円(税込)
飲食スタイル:イートイン
店員さんも着用の「Tacos 3Hermanos」オリジナルTシャツ(店内にて販売中)
裏原の閑静な路地裏に入ると現れる「Tacos 3Hermanos Harajuku」。入り口には「ABIERTO」(スペイン語で、営業中)の看板が。初っ端から満載の異国情緒感に少しためらいながら、引き戸を開けて入店する。店内は思いのほか広く、屋台を再現したような簡素なテーブルがアットホームさを引き立たせている。店員さんはもちろん、お客さんも外国の方ばかりで、原宿から一気にメキシコへと飛んできた気分。
本日のタコスメニューは4種類。店員さん曰く「1人1皿(5個)はぺろっと食べられる」とのことだったので、編集部4人で全メニュー注文する欲張りっぷりを発揮。
アラチェラ(ソノラ産ハラミ鉄板焼きタコス)5個 3,300円(税込)
タコスの相棒ビール・黄金色の瓶が輝く”モデロ”を飲みながら待つこと5分ほど。1皿目のタコスがテーブルに到着。これが”日本人だけが知らない、本場のタコス”!小ぶりなトルティーヤはとても柔らかい質感で、その上に肉厚なハラミと刻んだ野菜、そしてソースがたっぷり。
さっそく頂きます!1つ持ち上げると、たっぷりの具材が今にもこぼれ落ちそう。勢いよくかぶりつくと、大きめにカットされたハラミのがっつりジューシーな旨みが口いっぱいに広がっておいしい。サルサロハ(赤いソース)のダイレクトな辛さでビールも進む。
ちなみに本場では、お皿を持ってタコスを3本の指ではさみ、タコスに口を近づけてキスするように食べるのが正しい食べ方なんだって。
カルニタス(ソノラ産豚肉のコンフィ) 5個 2,200円(税込)
本場のしびれる辛さを堪能したあとは、こちらの「カルニタス」でお口の中をさっぱりと。メキシコでは食用で出回る”ほおずき”(日本では毒のあるものが多い)を使用した、たっぷりのサルサヴェルデが甘酸っぱく、パクパク食べられる。お子さまにも人気のメニューだとか。
店内では「Tacos 3Hermanos」のドキュメンタリーショートフィルム「タコスって愛だ」を上映中。
画面に映っているのが、オーナーの古屋大和さん。メキシコ在住中、毎日のように屋台やタケリア(タコス専門店)でタコスを食べる中で、”タコスには、忘れかけていた家族、友、仲間との「愛」が詰まっている”ことに気がついたそう。”愛”とは何か、を教えてくれたメキシコ人への恩返しとして、”本場のタコス”にこだわり続けているのだ。
全メニュー制覇して、大満足でお店をあとに。食事中、店員さんが顔馴染みのお客さんをハグで迎えたり、BGMのスペイン語ミュージックを皆が口ずさんでいたりと、原宿の一角にまさにメキシコが広がっていた。ここへ来れば誰でもハッピーになれること間違いなし!〜だってタコスは愛だから〜
■Tacos 3Hermanos Harajuku
住所:東京都渋谷区神宮前3-26-5 URAHARA CENTRAL APARTMENT102
営業時間:11:00-22:00
定休日:なし
対応言語:日本語・スペイン語・英語
※キャッシュレス決済のみ(各種電子マネー・クレジットカード)
Text & Photo:Rumi Hasegawa
- 長谷川瑠美
外部ライター