iPhone 16を求めて3日前からソフトバンク表参道店に並ぶビッグウェーブさんにオモハラ今昔インタビュー
日々、さまざまな人たちが集まる表参道・原宿エリア。それぞれの街の楽しみ方を紐解くスナップ&インタビュー企画。その人それぞれの表参道・原宿に関する、パーソナルな今日のことと昔のこと。街行く人のそれぞれの視点を通じて“オモハラ観”を覗く。
今回、オモハラの今昔を語ってくれたのはビッグウェーブ(ブッチ)さん
職業: タレント
年齢:41歳
住んでいるところ:東京都目黒区
オモハラエリアの好きな場所:
・ソフトバンク表参道店
Instagram:@bigwavedude
NOW:今日はオモハラへ何しに?
「最新のiPhone16が一番に欲しくて、発売3日前からソフトバンク表参道店に並んでいます。もう事前契約も済ませて、あとは発売を待つばかり。一番にゲットしたいってのがポイントです」
ソフトバンク表参道店(提供:Butch a.k.a. Bigwave)
「コロナ以前はiPhoneが発売されるたびに表参道にやってきて並んでいたんですけど、今回店舗前に並ぶのは実は5年ぶりになります。世界的なお祭りですもんね。乗るしかない。このビッグウェーブに」
THEN:初めて表参道・原宿に来たのは?
「2008年、7月のiPhone 3G発売の時。あの頃はまだ上京したてで、右も左も分からない中で怖い先輩に並んで来いって言われて並びに来たのが最初です。そこでインタビューに答えたらネットでも話題になり、そこからビッグウェーブとしての人生が始まりました。全てこのソフトバンク表参道のおかげです。始まりの地。
その時は本当にすごかったんですよ。ここからファイヤー通りの渋谷消防署まで行列ができてるって店員さんが言ってた。
最初は手ぶらで並んでたけど、めちゃくちゃしんどくて。それから毎回並ぶようになって並びの先輩たちからいろいろアドバイスもらったり反省を踏まえてキャンプ用品を揃えるようになり、キャンプが好きになりましたね。今では自分のYouTubeチャンネルでキャンプ動画を配信するようになりました。
その頃とはだいぶ街の様子が変わりましたよ。俺しか並んでないし(笑)。5年前と比べてみても、海外の観光客も増えて年齢層もちょっと上がった気がするなあ。なので印象としてちょっと銀座っぽい雰囲気になったと思いました」
MASSAGE TO FAVORITE:表参道・原宿の好きな場所に一言
「そりゃもうソフトバンク表参道店さんですよ。当時からずっとこの街の、この場所にあり続けているこの安心感。やっぱりここに来ると落ち着くよね。好きな場所というか、もはや実家に帰ってきたようなもんです。帰省です。いつも本当にありがとうございます。ここが無かったら、ビッグウェーブは生まれなかったわけですよ。感謝しかありません。
ちなみに、apple 表参道に並んでいると思っている人がネットでは多いみたいだけど、一回も並んだことはないです。ずっとソフトバンク表参道店さん。僕にとって変わることのない聖地です」
◆Photo by ビッグウェーブさん/オモハラでの3枚
取材をしている間にもたくさんの人から声をかけられたり、差し入れをもらっていたビッグウェーブさん。若い子たちは知らないかもしれないが、伝説のネットミームは今なお語り継がれ、言うなればユニコーンのようなお人なのだ。
発売までの3日間、差し入れと声援をもらいながら配信や投稿を続け、ガチで表参道に寝泊まりしていたビッグウェーブさん。厳しい残暑に突然の雨、まだまだしぶとい蚊に悩まされながらも持ち前のガッツと笑顔で乗り切った。虫除けや蚊取り線香などを差し入れてくれる人もいたそうで、差し入れをくれた全員をインスタグラムにアップして、愛をお返ししている様子も微笑ましかった。
表参道から、笑いと感動のドキュメントを届けてくれたビッグウェーブさん、お疲れ様でした!
Interview & Text:Tomohisa Mochizuki
Photo:Tota Mizutani,Butch a.k.a. Bigwave