24時間鑑賞可能なパブリック展示が出現
国際連合大学前広場にて、ユニクロ(UNIQLO)と国際写真家集団マグナム・フォトによる写真展「PEACE FOR ALL」が開催される。2024年9月19日(木)~9月23日(月・祝)まで。
「PEACE FOR ALL」は、2022年6月17日(金)よりユニクロが開始したチャリティTシャツプロジェクト。”世界の平和を心から願い、アクションする”ことをコンセプトに、これまで41組のコラボレーターが参加し、5,240,022枚のTシャツを販売。利益の全額を、国連難民高等弁務官事務所(UNIHCR)、セーブ・ザ・チルドレン、プラン・インターナショナルの3団体に寄付し、国際的な平和のための活動に貢献している。
今回の写真展は、9月20日(金)発売の「PEACE FOR ALL」×マグナム・フォトコラボTシャツと連動した企画となる。1947年、ロバート・キャパの発案により結成されたマグナム・フォトは、”報道と芸術の個性的融合”を目指す写真家集団。彼らの”写真のチカラ”とユニクロの”服のチカラ”が融合した本プロジェクトは、ロンドンを皮切りに、東京、ニューヨーク、ハノイなど、世界10都市で順次開催される。
本展では、マグナム・フォトの写真家3名による63点の写真を披露する。クリスティーナ・デ・ミデル(マグナム・フォト会長)、オリヴィア・アーサー、リンドグシェ・ソベクワが、ベトナムとルーマニア、エチオピアに趣き、現地での支援活動やそこで暮らす人々の生活を独自の視点で撮影。”Tシャツを買って、着る”というアクションが、世界のどこで、どのように役立てられ、どんな人に力を与えることができたのかを鮮烈に伝える作品群となる。
また、ユニクロ初の本格的な写真展となる本展では、写真・映像を専門とする東京都写真美術館(目黒区)の学芸員をキュレーターとして迎える。さらに、「PEACE FOR ALL」コラボレーターの綾瀬はるか、佐藤可士和、国枝慎吾が音声ガイドを担当。一部写真で、支援現場の現状や撮影背景、写真家の思いを解説してくれる。
国際連合大学前広場というパブリック空間ならではの展示で、気軽に足を運びやすい本展。Tシャツを買う/着る、写真展に足を運ぶ、そういった少しのアクションが世界平和に繋がっていくということを、写真群から感じ取ってみてほしい。
■概要
GLOBAL PHOTO EXHIBITION – PEACE FOR ALL
開催期間: 2024年9月19日(木)~9月23日(月・祝)
開催場所:国際連合大学前広場
住所:東京都渋谷区神宮前5‐53‐70
営業時間:24時間鑑賞可能 (19日15:00開場/23日16:00閉場)
定休日:会期中なし
共催:国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)/セーブ・ザ・チルドレン/プラン・インターナショナル
特別協力:マグナム・フォト
■PEACE FOR ALL チャリティTシャツ
発売予定日:2024年9月20日(金)
価格:1,500円
展開サイズ:XS-4XLサイズ (店舗展開はS-XLサイズ)
展開店舗:全国のユニクロ店舗およびオンラインストア
■寄付先団体
国連難民高等弁務官事務所 (UNHCR)
セーブ・ザ・チルドレン (Save the Children)
プラン・インターナショナル (Plan International)
>>EDITOR’S VOICE
オモハラリアルでは、街のちょいネタ「OMOHARA TIPS」を配信中!写真展が開催される「国際連合大学」にまつわるアレコレも紐解いています。普段はあまり立ち入らないであろう建物内の写真も合わせて解説しているので、気になった方はぜひチェックを。
※敬称略
Text:Rumi Hasegawa
INFORMATION
国際連合大学前広場にてユニクロ×マグナム・フォトによる写真展「PEACE FOR ALL」が開催
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前5‐53‐70
- 営業時間
- 24時間鑑賞可能 (19日15:00開場/23日16:00閉場)
- 定休日
- 会期中なし
- 開催期間
- 2024年9月19日(木)~9月23日(月・祝)
- 長谷川瑠美
外部ライター