編集部のリアルランチを紹介!オモハランチタイムスVol.86
編集部がリアルに食べてるランチを、気ままにサクッと紹介する「オモハランチタイムス」。本日は北青山3丁目、Apple Store横の原二本通り。「B-flat COMMUNE」からほど近い「麺 銀座おのでら 本店」を紹介!
名前で察しがつくようにお寿司で有名な「銀座おのでら」グループ初となるラーメン店である。店舗は5月にオープンしたばかりで、ここから徒歩3分ほどの「廻転鮨 銀座おのでら 本店」も表参道周辺で大人気。お寿司屋さんの作る美しきラーメンとは!?これは期待できると足を運んだ。
本日のお店:「麺 銀座おのでら 本店」
メニュー:ラーメン、つけめん
食べたもの:特製ラーメン(1,450円)、鶏つけ麺大盛り(1,400円)
飲食スタイル:イートイン
系列店が「ミシュランガイド東京」1つ星を獲得していたりと、話題に事欠かないグループが手がけるラーメンとは一体どんな味なのか。寿司や和食店が多いグループなだけに、魚介系なのかなと想像が膨らむ。
まずは券売機でオーダー。QRコード、電子マネー決済も一通りOKだ。
9席ほどの木の設えのカウンターがどことなく寿司店を思わせる。テーブル席もあるので、店内はコンパクトながらも窮屈さは感じない。店内でかかる小気味よいジャズとともに、いまかいまかと”着丼”を待ちわびた。
麺が折られた盛り付けはおいしい予感...!ビジュアルの美しさに目を奪われていたら、顔を近づけなくともスープの旨みが漂ってきた。お箸やレンゲは引き出しに入っています、と店員さんから丁寧にアナウンスされて、食べる準備は整った。
崩してしまうのがもったいないと思ったが、冷めないうちにいただきます。
一口スープをいただくと思わず「おいしい」と呟いてしまった。数種類の醤油をブレンドし、厳選された鶏をじっくりと炊き上げ、旨みを極限まで抽出したとのこと。鶏の滋味がたっぷりで、体にスーッと吸い込まれていく。季節によって変わるという香味野菜(今回はパセリを感じた)もいいアクセントになっている。
細めながらも小麦の香りをしっかりと感じる麺は、スープとの相性が抜群。燻してある豚と絶妙な焼き加減の鴨という2種類のチャーシューも、口の中でサクサクとほぐれてたまらない。箸がどんどん進んでいく。そのままでも十分おいしいのに、なんと卓上には”味変”の楽しみ方が書いてあるではないか。
”味変”の秘密兵器は「ハーブバター」。こちらをスープに少しずつ溶かすことで味わいの変化が楽しめるという。あまりにもどんな味か気になって、確かめるべく少量をレンゲの中でスープに溶かしてみた。
一口食べてみて驚いた。ハーブの爽やかさとバターのコクがスープと組み合わさることで、ただでさえおいしいスープの奥行きが増したように感じられた!書かれていた通り、少しずつ溶かしながら食べ進めた。
最後に取っておいた味玉を食べて、ごちそうさま。少なくとも数日間は余韻に浸ってしまいそうだ。
隣では編集部員が「鶏つけ麺」の大盛りを食べていた。”ジュレ出汁”に浸かったモチモチの麺は、漬け汁につけなくてももっちりとした食感と出汁の味、小麦の香りがたっぷりでおいしいとのこと。でもやっぱりつけ汁に浸けるのが一番おいしく、レモンを絞ると爽やかさが増して後半の味変も楽しめたそうだ。一口もらえばよかった...。
表参道でラーメンを食べたくなったら、必ず候補に入れてほしい。誰かに勧めたくなること間違いなし。今度はつけ麺を食べるべく再訪しようと思う!
■麺 銀座おのでら 本店
住所: 東京都港区北青山3-5-40 PRYME CUBE 表参道 1階
電話番号: 03‐6721‐0910
営業時間:11:00〜21:00
定休日:不定休
- オモハラリアルスタッフ
OMOHARAREAL編集室