SDGsポスターコンクール展も同時開催
国連大学で、「さかなクンと国連大学で学ぼう:海とプラごみの大切なお話」が開催される。日程は2024年8月23日(金)。
国連大学とは、緊急性の高い地球規模の共通課題の解決に取り組むため、研究や政策提言、人材育成を行う国連のシンクタンク・研究教育機関として青山通りを挟んだ青山学院大学の向かい、神宮前5丁目に本部を置く教育研究機関・施設だ。
国連大学が主宰する本イベントは、食品のパッケージや洋服をはじめ、私たちの生活のありとあらゆる場面で使用され、ごみとして排出されるプラスチックと海について学ぶ。プラスチックごみが海の生態系に多大な影響を与えていることを知識としてなんとなくわかってはいるかもしれないが、ゲストと国連大学の研究者とともに学びを深めるまたとない機会となっている。
ゲストとして登壇するのは、多数のメディアに登場し、「ギョギョ!」のフレーズでお馴染みのさかなクン。魚に関する豊富な知識と経験を持ち、正しい知識、おいしい食べ方などについて全国で講演を行うほか、海に関する普及・啓発活動の功績が認められ、「海洋立国推進功労者」として内閣総理大臣賞を受賞している。
また、SDGsの重要性を訴え続けたことが評価され、2021年度日本PR大賞「パーソン・オブ・ザ・イヤー」を受賞した国連広報センター(UNIC)所長の根本かおるも登壇。そして、いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニットの能登の生物文化多様性や世界農業遺産(GIAHS)関連業務に研究員として携わる小山明子という、環境分野において”知の最前線”にいる専門家たちが登場する。
同イベントはすでに残念ながら募集締切りとなってしまっているが本イベント開催日から8月30日(金)までの1週間(土・日曜日・祝日は休館)、「SDGsの目標を達成させたいという想い」をポスターとして自由に描いた「SDGs全国子どもポスターコンクール」の受賞作品展を同時に開催。国連大学2階のマルチパーパススペースにて行われ、8月26日(月)からは誰でも入場できるとのことなのでぜひ足を運んでほしい。
今後もOMOHARAREALでは国連大学が行う、楽しみながら参加できるようなイベント情報をピックアップしていきたい。イベントに参加した際は近くの「青山ブックセンター」で関連書籍を深掘りするという楽しみ方もおすすめ。
■概要
さかなクンと国連大学で学ぼう:海とプラごみの大切なお話
開催日:2024年8月23日(金)
開催時間:11:00〜12:00(10:30開場)
開催場所:国連大学
住所:東京都渋谷区神宮前5-53-70
※イベントの参加募集は終了しました
<SDGs全国子どもポスターコンクール:SDGs目標14受賞作品展>
開催期間:2024年8月23日(金)〜8月30日(金)
開催時間:10:00〜17:00
開催場所:国連大学2階「マルチパーパススペース」
休館日:土・日曜日、祝日
※8月23日(金)は「さかなクンと国連大学で学ぼう:海とプラごみの大切なお話」参加登録者のみが入場いただけます
>>EDITOR’S VOICE
国連大学の特徴的な建物は代々木体育館や東京都庁を手がけた丹下健三氏の設計で1992年に竣工しました。そして現在国連大学が建つ場所はかつて路面電車の車庫だったことは知っているでしょうか?OMOHARAREALでは、国連大学のトリビアについて紹介するコラムを配信中。訪れる前に読んで、歴史に思いを馳せながら周辺を散歩することをおすすめします。
※敬称略
Text:Kosuke Hori
INFORMATION
国連大学の学習イベントにさかなクンが登壇 海とプラスチックごみについて学ぶ
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前5-53-70
- 電話
- 03-5467-1212
- 営業時間
- 9:00〜18:00(イベントは11:00〜12:00)
- 定休日
- 土・日曜日、祝日
- 開催期間
- 2024年8月23日(金)

- オモハラリアルスタッフ
OMOHARAREAL編集室
