変化を楽しむ街のエアポケット
神宮前3丁目、青山キラー通り沿いの複合ビル「hRp_a」(エイチアールピー)1Fに「Esquisse Coffee by haydEn(エスキース コーヒー バイ ヘイデン)」が2024年6月30日(日)にグランドオープンする。
hRp_aは都会の一角に現れた、「そこに集まった人々によって表情を変えていく原っぱのような場所」をコンセプトに2023年12月に開業。2Fがレセプションとなっており、専用アプリを使って入場する(利用方法を概要欄に記載しているので参照してほしい)。1Fはラウンジ、3FはhRp_a オフィス、4F「Esquisse GALLERY」、5Fに「Esquisse SPACE」、6階には特別フロアの「VIP」を擁する複合ビルだ。これまでブランドとのポップアップや展示会などに利用され、1Fはプレオープンというかたちで営業していたが、この度グランドオープンを迎える。
Esquisse Coffee by haydEnは店舗内装デザイン設計や飲食店の企画運営を請け負う「株式会社 m design」の都内某所のカフェ「haydEn(ヘイデン)」との協業で運営され、「常に変化し、移り変わっていく場所」というhRp_aのコンセプトに共鳴し実現に至った。
同社CTOの山田悠貴をバリスタに迎え、
通りに面した側にはKIOSKを設置。コーヒーのテイクアウトにも対応し、ペット連れもOKだ。店内への入り口は建物側面にあり、2Fレセプションに1度上がっていく導線が特徴で、一般的な店舗動線とは一線を画す、パーソナルなサロンカフェ感が魅力。担当者はペット愛好者や、地元の人たちの散歩のついでに、近隣で働く人にも公園のように気軽に利用してもらいたいと話す。さらに、4Fのギャラリーと連動したアート作品をカフェに展示する。2024年6月24日(月)からは、アーティスト・MOMOによるオープンスタジオと展示が開催されており、1F部分にも随時作品が展示されていく。
建物内フロアの冠に使われている「Esquisse(エスキース)」とはデザインや建築設計の構想のスケッチを意味する仏語だ。あくまで箱(=建物)は下絵。そこにはどのような人が入り、どのように使うのか、その可能性を追求していく意志が込められている。トレンドが移り変わっていく一方で、形を変えながら連綿と歴史が積層している街でもある表参道・原宿の街。Esquisse Coffee by haydEnもまた“長く続きながら、変化していく”ことを旨としている複合ビルの顔だ。まずは気軽にカフェ利用してみてほしい。
■概要
「Esquisse Coffee by haydEn(エスキース コーヒー バイ ヘイデン)」グランドオープン
オープン日:2024年6月30日(日)〜
住所:東京都渋谷区神宮前3-1-26 SS神宮前 hRp_a 1F
営業時間:12:00-17:00
定休日:火曜日
>>EDITOR'S VOICE
本文に記載した通り、hRp_a 4Fのギャラリーでは1Fカフェと連動し、アーティスト・MOMOのオープンスタジオが開催中。制作の過程から完成した作品を見ることでよりアーティストと作品の魅力を感じられるはず。hRp_aから徒歩5分のMAHO KUBOTA GALLERYでは同じくキラー通り、ワタリウム美術館のライトシードギャラリーでも展示を行った山口幸士が、WONKの江崎文武とともに山本憲資のキュレーションの元、新作展を開催。こちらも必見です。
Text:Tomohisa Mochizuki
Photo:OMOHARAREAL編集部
INFORMATION
外苑前の複合ビル「hRp_a」1F「エスキース コーヒー バイ ヘイデン」がグランドオープン 都内某所のカフェ「haydEn」との協業
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前3-1-26SS神宮前 hRp_a 1F
- 営業時間
- 12:00-17:00
- 定休日
- 不定休