《 あんとき 》の原宿ストリートを擬似体験
東急プラザ表参道「オモカド」・LOCULにて、「《 あんとき 》マーケット」が開催される。2024年6月15日(土)・6月16日(日)の2日間、ストリートカルチャーが最もアツかった90年代〜00年代初頭の買い物体験ができるフリーマーケットだ。
本イベントは、90年代〜00年代初頭のストリートブランド全盛期を《あんとき》のストリートと定義し、振り返るウェブメディア「ミミック(MIMIC)」が主催。ミミックは、裏原宿・恵比寿・宇田川町など、東京のいたるところで骨太なカルチャーが誕生していた90年代のストリートシーンを知る人たちによって運営。彼らが当時のモノやコトを振り返り、時には当事者たちへのインタビューを交えて、東京ストリートシーンの歴史と源流を辿っていくコアなウェブメディアだ。
そんなミミックが初のリアルイベントとして開催する《 あんとき 》マーケットでは、当時のカルチャーを作り上げてきたブランド、ショップ、キーマンら、計11組が集う。日本のストリートシーンに爆発的ムーブメントを巻き起こした伝説のヒップホップクルー「NITRO MICROPHONE UNDERGROUND」のメンバーであり、アパレルブランド「nitraid」のディレクターも努めたXBSは、自身が手がけたアイテムや私物を販売予定だ。また、2023年夏に開催されたフリマ「NIGHT MARKET HARAJUKU」に、自身がディレクターを務めるブランド「UCS」として参加した総合格闘家・宇野薫も出店者のひとり。
《あんとき》のモノ、貴重な私物、未販売のモノと、店頭に何が揃うかは来店してからのお楽しみ、というのが今回のポイント。「事前にすべてが告知され、目的のものをお店に買いに行く」という現代の作業的感覚でなく、店内に足を踏み入れた瞬間からワクワク・ドキドキが止まらないアドレナリンにまみれた”《 あんとき 》の買い物スタイル”を体感することができる。
非効率で、時に理不尽な扱いをも乗り越えながら手にする一品が、自分にとっての逸品となる。スマホも無く不便だったけれど、その分刺激に満ちた《 あんとき 》の原宿にタイムスリップし、最高のアイテムに巡り会う週末を過ごしてみて。
■概要
《 あんとき 》マーケット
開催期間:2024年6月15日(土)・6月16日(日)
開催場所:東急プラザ表参道 ( オモカド ) 5F LOCUL
住所:東京都渋谷区神宮前4-30-3 東急プラザ表参道原宿 5階
営業時間:11:00〜20:00(16日は19:00まで)
定休日:会期中なし
<出店者紹介 / ショップ・ブランド>
A1 CLOTHING
SALAD DAYS CLUB
magnif
mita sneakers
ふらふ屋
あんときセレクト - 高見商店
<出店者紹介 / 個人>
本明 秀文
XBS from NITRO MICROPHONE UNDERGROUND
宇野 薫
野崎兵輔
齋藤浩三郎商店
>>EDITOR’S VOICE
会場から徒歩9分のTHE PLUGでは、Ryota Daimon個展「Magnetic」が開催されます。ストリートカルチャーへの造詣が深く、エアーブラシを用いたペインティングが海外からも評価されている彼の作品は必見です。
※敬称略
Text:Rumi Hasegawa
INFORMATION
オモカド5F・LOCULにて「《 あんとき 》マーケット」開催 ウェブメディアMIMIC初のリアルイベント
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前4-30-3東急プラザ表参道原宿 5階
- 営業時間
- 11:00〜20:00(16日は19:00まで)
- 定休日
- 会期中なし
- 開催期間
- 2024年6月15日(土)・6月16日(日)
- 長谷川瑠美
外部ライター
