ひとつの作品で制作行程をも表現
原宿のBLOCK HOUSE4Fにて、高岡太郎の個展「環と量 Circular-Mass」を、5月13日(土)〜5月28日(日)の期間で開催する。(※高岡太郎の「高」はハシゴダカ)
BLOCK HOUSEは、地下1階・地上4階建ての複合型スペース。各フロアは「THE PLUG」(1F)、「HARUKAITO by island」(2F)、カフェバー(3F)、 そして2つのギャラリー(B1F&4F)とお茶室(5F)によって構成されている。4Fのギャラリーでは、展覧会やイベント、ファッションの展示会からライブパフォーマンスまで、幅広いイベントを開催。ジャンルや業界、組織や集団、人種や年齢の枠を超え、次世代のカルチャーを発信している。
今回4Fのギャラリーで個展を行う高岡太郎は、1983年東京生まれのアーティスト。東京藝術大学大学院陶芸専攻を修了し、現在は同大学の非常勤講師を務めるとともに、陶芸から彫刻、写真などさまざまな形で作品を制作し続けている。
幼い頃から家に転がっている生活用品を何かに見立て、本来の用途とは違った使い方をするなど、妄想を広げて楽しんでいたという高岡。そんな体験が、あらゆるパーツを組み合わせて、一つのものに仕上げる現在の作風に繋がっているようだ。これで本当に完成形なのか、制作途中なのか、それともまだ材料の状態なのか。彼の作品は、完成されたきれいな作品をパッと見ただけでは知ることができない、制作行程をも表現している。
今回は久々に“大きめの作品”を制作しているということ以外、多くが謎に包まれている本展。神宮前の裏路地に佇むカルチャースポットに足を運び、その目撃者となろう。
■概要
高岡太郎 個展「環と量 Circular-Mass」
開催期間:5月13日(土)〜5月28日(日)
営業時間:13:00〜20:00(水のみ18:00〜20:00)
開催場所:BLOCK HOUSE
住所:東京都渋谷区神宮前6-12-9
>>EDITOR’S VOICE
BLOCK HOUSEを出て麺散や瑞穂を通り過ぎ、3分ほど歩いた場所に「友達がやってるカフェ/バー」がオープンしました。店名の通り、友達のバイト先に遊びに⾏っているような感覚を楽しめるカフェ&バー。さまざまなメディアに取り上げられ、早くもバズっているようです!
Text:Arisa Watanabe
INFORMATION
神宮前・BLOCK HOUSEで陶芸や彫刻を手がけるアーティスト・高岡太郎の個展を開催
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前6-12-9
- 営業時間
- 13:00〜20:00(水のみ18:00〜20:00)
- 定休日
- 月・火・木
