往復書簡のような作品群
Feb gallery Tokyoにて、藤井フミヤとEd TSUWAKIによる合作の新作28点を披露する展覧会「FFEd」を、3月31日(金)〜4月23日(日)の期間で開催する。
1983年にチェッカーズとしてデビューし、バンド解散後は音楽のみならず絵画の制作にも積極的に取り組んでいる藤井フミヤ。南青山のFeb gallery Tokyoではオーナーを務め、OMOHARAREALの企画「私の表参道」にも寄稿してくれている。一方のEd TSUWAKIは、1988年より東京を拠点に活動を始めたアーティスト。国内外のモード誌、広告、ジャケット、ブランドとのコラボレーションなど数多く手掛けており、藤井とは長年の友人同士である。
本展では、キャンバスや画用紙など、往復書簡のように制作された、さまざまな合作作品の新作28点が展示される。2人が画材屋で購入した赤と青の絵の具をそれぞれ使って描いた「Redblue」シリーズを始め、紙のシリーズ、ポストカードのシリーズ、大きなキャンバス作品(F100号作品を除く)など、同様に往復書簡のようなプロセスを経て制作されたものだ。
ギャラリー入り口付近に展示されたモノトーンの大作(F100号サイズ)は、唯一ギャラリー内にキャンバスを立てて、両名によるペインティング・セッションによりその場で制作・完成させた作品。その模様をおさめた映像も、会場で上映される予定だ。
ともにソロ・プレイヤーである藤井とEd TSUWAKI。本展は、三ヶ月にわたる二人のセッションの記録とも言える。作品群を通し、二人が戯れる姿、互角に格闘する姿、互いに破顔する姿が思い起こされるだろう。南青山の街で、筆で対話をし続けた二人の軌跡を覗きに行こう。
■概要
藤井フミヤ×Ed TSUWAKI 展覧会「FFEd」
開催期間:3月31日(金)〜4月23日(日)
営業時間:13:00〜20:00
開催場所:Feb gallery Tokyo
住所:東京都港区南青山4-8-25
※本展は完全予約制となっております。こちらよりご予約をお願いいたします。
>>EDITOR’S VOICE
現在、神宮前のGALLERY TARGETにて、SKOLOCT(スコロクト)の展覧会 “ 0 ”(ゼロ)を開催中。昨年Feb gallery TokyoでもSKOLOCTの個展を実施し、大きな注目が集まりました。興味のある方はこちらにもぜひ足を運んでみてください。
Text:Arisa Watanabe
INFORMATION
南青山・Feb gallery Tokyoで藤井フミヤとEd TSUWAKIの展覧会を開催
- 住所
- 東京都港区南青山4-8-25
- 営業時間
- 13:00〜20:00
- 定休日
- 月曜日・火曜日