編集部のリアルランチを紹介
編集部がリアルに食べてるランチを、気ままにサクッと紹介する「オモハランチタイムス」。激しい寒暖差もあってか、寒い日には無性にラーメンが食べたくなる。今、編集部内ではラーメンブームが巻き起こっている。ならば、あらためて表参道・原宿のラーメン店の魅力を再発掘しようではないか。今回は表参道から少し入った路地にひっそりとある名店、山頭火へ。コンビニでもよく見る北海道発・豚骨ラーメンの金字塔をいただきます。
本日のお店:らーめん山頭火 原宿店
メニュー:ラーメン
食べたもの:らーめん定食(1,300円)
飲食スタイル:イートイン
豚骨ラーメンというと、なんとなく九州のイメージを抱くかもしれない。しかし山頭火の発祥は北海道。細麺を使った豚骨ベースのラーメン=博多ラーメンというデカすぎる先入観のせいで(みんな知ってた。。。?)、恥ずかしながら九州発祥のラーメンチェーンだと勘違いをしていた。何度も足を運んでいるはずなのに。山頭火さん、勉強不足でした。ごめんなさい。
らーめん定食(1,300円)
原宿店には、ラーメンとご飯もののセットメニューが存在する。この日は、山頭火で一番人気の「しお豚骨ラーメン」と、「辛玉チャーシュー丼」をチョイス。山頭火おなじみの「ねぎめし」とも迷ったが、同じ値段なら、私は肉が食べたい。
待つこと数分、しおらーめんと辛玉チャーシュー丼が着丼。乳白色のスープにたっぷりの具材。小梅がちょこんと乗っているのが、山頭火のしおらーめんスタイル。
ひとくちすすると口いっぱいに広がる、濃厚な塩とんこつの味わいがおいしい。スープはミルキーでややこってり。コクがあるが後味はあっさり爽やか。冷えた身体がじわじわと温まっていくのを感じる。
なるほど。と、北海道発祥と結びついた瞬間だった。こりゃ寒い日に食べたくなる。
大ぶりのチャーシューはとろとろでぷりぷり。口の中でほぐれてとろける柔らかさ。とんこつ系では比較的珍しいナルトが入っているのもなんだか嬉しい。麺は細めのストレートで、スープとよく絡む。このテの味は間違いなく「麺かた」がオススメだ。やっぱりうまい!
しおらーめんを堪能したあとは、辛玉チャーシュー丼に移行。ごろっとしたチャーシューが贅沢に盛られており、中央にはとろとろの半熟卵が。パラパラと散りばめられた小ねぎの緑が食欲をそそる。ご飯の量は少なめで、ラーメンとともに食べるにはちょうどいいサイズ感だ。
まろやかな半熟卵とピリ辛のラー油がマッチしており、こちらも絶品。最後はしおらーめんのスープをかけておじや風に。ちょっと品のない食べ方かもしれないが、一人飯なので問題なし。だっておいしいんだもの。
店外にはテラス席を完備。寒空の下、熱々のラーメンをはふはふと頬張るのも風情があっていい。次は他の編集部員や友人を連れて、わきあいあいとテラス席でラーメンランチをしてみるのも良いかもしれない。
■らーめん山頭火 原宿店
住所:東京都渋谷区神宮前6-1-6 角田ビル1階
電話:03-5464-5521
営業時間:11:00~24:00