「原宿の歴史」を描く“生パペットショー”
パペットの魅力を世界に発信するクリエイター集団・STUDIO BUNNY(スタジオバニー)によるスペシャルイベント「HARAJUKU HOPPIN’(ハラジュクホッピン)」がラフォーレ原宿6Fの「BE AT STUDIO HARAJUKU」で、2023年2月18日(土)、2月19日(日)に開催。
STUDIO BUNNYは、原宿・神宮前2丁目にあるブックカフェ「BOOKS BUNNY(ブックスバニー)」の店主・伊藤 沙帆(Saho Ito)さんが中心となり結成された、パペット(人形劇)短編動画で日本文化を世界に発信し続けるクリエーター集団。登場するパペットやセットはもちろん、ストーリーからテロップ、画像編集まで全てを自前で行う。完成度の高い過去作はどれも話題を集め、今後さらに世界的な活躍が期待されている。
本イベントでは、そんなSTUDIO BUNNY初となる“生パペットショー”が実現。『原宿の歴史』にフォーカスし、時代性を追った新作を本邦初公開する。そのほか、制作秘話や裏話などを語るメンバーによるトークショーやDJアクトなど、会場でしか体験できない特別なコンテンツがたっぷり詰まったイベントとなっている。
また、ライブのほかにも、パペット人形や、フィギュア、キーホルダーなど、本イベントのために特別に製作したグッズの販売や、BOOKS BUNNYが手がける「HARAJUKU HOPPIN’」オリジナルドリンク&フードも展開。さらに今回、ゲストアーティストとして、鶴園哲美(Tetsumi Tsuruzono)氏を迎えての特別展示も決定している。
本イベントについて、代表の伊藤さんは
「パペットだからこそ表現できる世界とか。パペットだからこそ伝えられるメッセージとか。パペットには何か大きなパワーがある。....そんなことを信じて作り上げてきた、私たちのパペットワールドにぜひ遊びにきてください!」
と語る。
また、開催におけるステートメントにはリトルアメリカと呼ばれた60年代や伝説の喫茶店レオン、クリエイターたちが集うセントラルアパート、若者の熱狂で溢れるホコ天など、めまぐるしく変遷する原宿と、その時代を青春時代として過ごした“先輩”たちへの嫉妬が正直に綴られている。そして、
「(中略)どの時代を切り取ってもクールに見える、それが原宿だ。(…と思う。)今も原宿がクールであることに変わりはない。(中略)タイムマシンがあるはずもなくどうすることもできない私たちは、パペットに思いを託してタイムスリップ旅行に飛び出した!」
と続く。今を生きる、全ての原宿ラバーの気持ちを代弁してくれているような言葉に、期待を抱かずにはいられない。「あの頃の原宿に思いを馳せて。パペットたちに連れられて古き良き時代をhoppingしませんか」と誘うSTUDIO BUNNY。「不思議の国のアリス」のごとく、子供から大人まで楽しめる不思議な時間旅行へパペットたちと繰り出そう。
■概要
STUDIO BUNNY「HARAJUKU HOPPIN’(ハラジュクホッピン)」
開催日:2023年2月18日(土)・2月19日(日)
営業時間:11:00-20:00
11:00-17:00 入場無料
17:00-17:30 一時クローズ
17:00- ライブ開場 ※チケット制 ※1日1回公演/各回1時間を予定しております
18:00- ライブ開演
会場:BE AT STUDIO HARAJUKU(ラフォーレ原宿6F)
前売りチケット(17:00〜ライブチケット):¥1,200(税込) ※入場者特典としてBOOKS BUNNY特製ドリンク付き
チケット購入URL:https://studiobunny-beattokyo.peatix.com/
※当日券の販売予定は未定/BE AT TOKYO 各種SNS(本記事の概要欄を参照)よりお知らせいたします。
※お出かけの際はマスク着用の上、こまめな手洗い・手指消毒を行い、混雑する時間帯、日程を避けるなどコロナウィルス感染症対策を十分に行いましょう。
>>EDITOR’S VOICE
ラフォーレ原宿から歩いて約4分のところにあるBlum & Poe(東京)では、マイケル・ホー、ス・ユーシン、山下紘加によるグループ展が3月11日(土)まで開催中。異なるバックボーンを持つ3名のアーティストは、みな1991年生まれ。それぞれの表現方法で魅せる共通のテーマを読み取ってみて。
Text:miwo tsuji
INFORMATION
STUDIO BUNNYによるスペシャルイベントがラフォーレ原宿・BE AT STUDIO HARAJUKUで開催
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前1-11-6ラフォーレ原宿6F
- 営業時間
- 11:00-20:00
- 定休日
- ラフォーレ原宿に準ずる
- 開催期間
- 2023年2月18日(土)・2月19日(日)