妹の誕生日プレゼントを買いに来たという市川 智寛さんをスナップ!
日々、さまざまな人たちが集まる表参道・原宿エリア。ふと、みんな何をしにやってきて、どこへ行くのだろう?と当たり前すぎて見過ごしていた疑問が浮かんだ。仕事?遊び?実際に住んでいる人もいるだろう。それぞれの街の楽しみ方を紐解いていくと、きっと私たちが知らない新しい魅力を発見できるかも。というわけでOMOHARAREAL編集部員が街に出て、気になる人にミニインタビューを敢行。「HANGOUT OMOHARA」と題して、表参道・原宿を訪れた理由や、思い出など、それぞれの“オモハラ観”を聞いてみた。
kolorのジャケットが素敵な市川 智寛さんにインタビュー!
名前:市川 智寛(いちかわ ともひろ)
年齢:21歳
職業:学生
住んでいるエリア:東京都・新宿区
オモハラエリアの好きなお店:@cosme TOKYO、kolor、Supreme
ー今日は何しにオモハラへ来ましたか?
妹の誕生日プレゼントを買うためにきました!ついでに、自分の好きなコスメブランドやアパレルショップも見て回っていました。
ー妹さんへの誕生日プレゼントは何を購入したんですか?
マルジェラのレプリカ(Maison Margiela Fragrances REPLICA FRAGRANCE STORE)で、ハンドクリームを購入しました。香りはレイジーサンデーモーニングです。洗いたてのシーツみたいな香りがとても気に入りました!ラッピングボックスも可愛いですよね。気に入ってくれると嬉しいです。
ー表参道・原宿のエリアで気になるお店、ブランドはありますか?
南青山にあるアパレルショップ・kolorが好きで、今日着ているボアブルゾンのアウターもkolorです!素材やパターンが個性的で、とても気に入っています。あとは、原宿の@cosme TOKYOにもよく行きますね。メイクアップアーティストを目指しているので、コスメやネイルを探しに行くことが多いです。
ー表参道・原宿エリアの好きな過ごし方
アパレルショップを見て回るのが好きです。このエリアは、古着や、ストリート、モードまでいろんなジャンルのショップが集中しているので回っていて飽きないですね。むしろ一度では見尽くせない、層の厚さが他の街にはない魅力だと思います。
ー表参道・原宿に来る頻度は?
週に1回くらい。文化服装学院に通っているんですけど、学校の帰りにフラッと足を伸ばして寄る感じです。
ー初めて表参道・原宿に来たのはいつ?
今から7年前の中学生の時、地元の友人とはじめて原宿にきました。竹下通りを友人と歩いていたら、外国人の客引きに声をかけられて、そのままお店に行ってしまいました。めっちゃ怖かったですね(笑)。何か買わなければ帰れない気がして、全然タイプじゃない4千円のジャケットを購入しました。中学生にとっての、4千円の出費は財布へのダメージが大きかったですね・・・。
ー表参道・原宿で印象に残っているエピソードを教えてください
2ヶ月前くらいに、青山のPLEATS PLEASE ISSEY MIYAKEの前にある稲荷神社の境内で、おそらく転売ってことなのかな?外国の人たちがSupremeの新作を並べて神社でフリーマーケットを始めたんですよ。しかも買う人が境内の外まで並んじゃってて。その光景が異様すぎてびっくりしましたね。結局、1時間後くらいに警察が来ちゃって解散させられてましたけど(笑)。軽くカルチャーショックでした。
ーあなたにとって表参道・原宿とは?
“流行を感じとれる街”です。このエリアに足を運べば、さまざまなトレンドをリサーチできる気がします。というか自然と目で追って、リサーチしてしまう。メイクや、ファッションについて、街を歩く人を眺めているだけで、めちゃくちゃ参考になりますから。そういった街は日本の中でもとても希少なんじゃないでしょうか。
妹のバースデーに購入したというハンドクリーム。プレゼントのチョイスもセンスが良い。
>>EDITOR'S VOICE
メイクやファッションの話をしてくれた様子がとてもパッショナブルだった市川さん。好きな過ごし方を聞いた時、オモハラエリアは一度では見尽くせない、層の厚さが他の街にはない魅力だと話してくれたのがとても印象的だった。市川さんをはじめ、さまざまなジャンルで熱量を持った人たちが集まり新たなトレンドが生まれ発信されていく。その熱量こそが、オモハラエリアが魅力的な街であり続ける要素のひとつだと取材を通して改めて感じた。
Text&Photo:Kousuke Okutsu