「ここにいる」ことを書で表現
原宿・神宮前2丁目のSORToneにて、書道家 万美と盆栽大樹園(鈴木卓也)がコラボレーションした展示会「SHO-BONSAI(書-盆栽)」が、10月28日(金)~11月6日(日)の期間で開催される。キュレーションは、米原康正によるコラボブランド「+DA.YO.NE.」が担う。
書道家 万美は、9歳で筆を持ち、高校時代より書家を志す。古典に立脚した書道と、様々なカルチャーとの共通点を見出し、数多くのコラボレーションを実現。独自のスタイルである "MAMIMOZI" を信念に、日本各地、世界各国を巡る。今回、彼女がコラボレーションするのは、日本を代表する愛知県の盆栽の工房「盆栽大樹園」。大樹園は、歴史ある盆栽園として伝統を守る一方で、現代アートとのコラボレーションやモダンな空間にもマッチする新しい盆栽の楽しみ方を発信し続けている。
今回の展示について、キュレーターである米原康正は「彼女(書道家 万美)は書道をヒップホップストリートな解釈で始めたアーティストである。70年代から始まった黒人文化であるヒップホップ。それは音楽やアート、黒人であることで成り立つクリエーティブな行為を表現するための文化的な言葉だ。ヒップホップが『自分の存在』を主張するように、彼女は自身の書き出す文字で『今自分がここにいる』ことを表現した。大樹園鈴木の盆栽と万美の書道。古きを知り新しきを知るのではない。常に想像とは新しい、ことをこのコラボ展が証明する」とコメント。二組のコラボレーションに期待を滲ませた。
日々新たなカルチャーが生み出される原宿の街で、アップデートされた伝統を体感しよう。
■概要
SHO-BONSAI(書-盆栽)
開催期間:10月28日(金)~11月6日(日)
営業時間:13:00〜19:00
開催場所:SORTone
住所:東京都渋谷区神宮前2-14-17
※お出かけの際はマスク着用の上、こまめな手洗い・手指消毒を行い、混雑する時間帯、日程を避けるなどコロナウィルス感染症対策を十分に行いましょう。
>>EDITOR’S VOICE
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Text:Arisa Watanabe
INFORMATION
原宿・SORToneで書道家 万美と盆栽大樹園のコラボ展示会を実施 キュレーションは+DA.YO.NE.
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前2-14-17
- 営業時間
- 13:00〜19:00
- 定休日
- 不定休