ヘアサロン帰りの中野ミホさんをスナップ
日々、さまざまな人たちが集まる表参道・原宿エリア。ふと、みんな何をしにやってきて、どこへ行くのだろう?と当たり前すぎて見過ごしていた疑問が浮かんだ。仕事?遊び?実際に住んでいる人もいるだろう。それぞれの街の楽しみ方を紐解いていくと、きっと私たちが知らない新しい魅力を発見できるかも。というわけでOMOHARAREAL編集部員が街に出て、気になる人にミニインタビューを敢行。「HANGOUT OMOHARA」と題して、表参道・原宿を訪れた理由や、思い出など、それぞれの“オモハラ観”を聞いてみた。
ウルフカットとマーチンが似合う、中野ミホさんにインタビュー
名前:中野ミホ
年齢:20代後半
職業:ミュージシャン
住んでいるエリア:東京都
オモハラエリアの好きなお店:THE ROASTERY・NUMBER SUGAR 表参道本店
Instagram:miho_doronco12
ー今日は何しにオモハラへ来ましたか?
休日だったのでヘアサロンに行っていました。神宮前5丁目にある「HEAVENS」というサロンにいつも行っています。
ー表参道・原宿のエリアで好きなお店、ブランドはありますか?
この辺に来たときは、THE ROASTERYに行くことが多いですね。「NY リングス」という、シナモンをまぶしたクロワッサンドーナツがあるんですけど、原宿に来る楽しみのひとつです(笑)。
ー表参道・原宿エリアの好きな過ごし方
髪を切ったあと、周辺を散歩するのが好きです。マップを見ずにぶらぶらして、気になるお店があれば入ります。一本裏に入るだけで入り組んだ道がたくさんあって、馴染みがないからこそ、いつも新鮮に感じられます。人がたくさんいるイメージがありますが、こんな静かな場所があるんだ。とか、思わぬ発見があったり、探検しながら刺激をたくさんもらっています。
ー表参道・原宿に来る頻度は?
月に1回か、2ヶ月に1回くらい。主に髪の毛を切りに来ることが多いです。
ー初めて表参道・原宿に来たのはいつ?
10年前、10代の時に家族で来たのが初めてです。具体的に行ったお店は覚えてないですけど、竹下通りを歩いて人の多さにビックリしたのを覚えています。
ー表参道・原宿で印象に残っているエピソードを教えてください
私は北海道出身なんですけど、上京してから母が遊びに来てくれた時、一緒に「NUMBER SUGAR」表参道本店に行ったことです。おしゃれな空間の中にたくさん並んだキャラメル。母が嬉しそうにしていたことが印象に残っています。一緒に選んだりして買い物する時間を楽しめたので良い思い出です。世代関係なく楽しみを分かち合えるお店があるのも表参道・原宿の魅力かもしれないですね。
ーあなたにとって表参道・原宿とは?
来るたびに新しい刺激を受ける街です。ちょっと来ていない間に、新しいお店が出来ていたり、常に変化を続けていますよね。だからちょっと歩いてみようとか、行ったことのない店に入ってみたくなる。好奇心や想像を膨らませてくれて、新しい一歩を踏み出したくなる、その背中をそっと押してくれる街だと思います。
ー最後に一言
ソロシンガー「中野ミホ」として活動しています。先月8月に6曲入りの1st EP「Breath」をリリースしました。良かったらぜひ聴いてください。9/24(土)には下北沢440にてワンマンライブも行います!中野ミホ オフィシャルサイト
photo: Yoshiki Kanamaru
>>EDITOR'S VOICE
地元から会いにきた母親と「NUMBER SUGAR」表参道本店へ行ったエピソードを嬉しそうに語ってくれたミホさん。家族同士の思い出に残るお店があるということは、地域にとってこの上ない魅力だ。そんなミホさんはソロシンガーとして活躍しており、8月に1st EPをリリースしたばかり。ツアーで各地を回る合間に原宿へやってきた。透明感がありながら、ふくよかで力強いその歌声をぜひ聴いてみてほしい。表参道・原宿でもライブしてくれないかな。
Text & Photo:Kousuke Okutsu
Edit:Tomohisa Mochizuki