〈世界の終わり〉とともに生きるために
展覧会『
本展企画は、飯田高誉(スクールデレック芸術社会学研究所所長)。「人間中心主義」から離脱し我々がすべて異なる「環境世界」に生きていることへの認識に到達できるのか。草間彌生、アニッシュ・カプーア、AKI INOMATA、荒川修作、加茂昂、大小島真木、リア・ジローの7名が作品を通してこれからの未来に問いかける。
核の脅威と地政学的緊張、環境破壊と地球温暖化。〈世界の終わり〉は、いまや宗教的預言でも科学的予測でもなく、今ここにあり身体的に知覚され経験されるカテゴリーである。〈世界の終わり〉まで生き延びるためではなく、〈世界の終わり〉とともに生きるために、政治的なもの、社会的なもの、人間的なものの交差する地点にあらわれる破局的主題と対峙し近代の諸概念を根源的に問い直す、そんな大切な展覧会となるだろう。
■概要
『
開催期間:2022年5月13日(金)〜7月3日(日)
時間:11:00-20:00
場所:GYRE GALLERY
※お出かけの際はマスク着用の上、こまめな手洗い・手指消毒を行い、混雑する時間帯、日程を避けるなどコロナウィルス感染症対策を十分に行いましょう。
>>EDITOR’S VOICE
GYRE GALLERYすぐ近く、オリエンタルバザー跡地の仮囲いにも注目。FENDI×原宿表参道欅会による「TSUNAGU – 表参道 ストリート アート プロジェクト –」が発足し、第1弾となるアートを公開中。今後も計3名のアーティストによるアートが公開される予定なので、定期的にチェックしてみて。
※敬称略
Text:miwo tsuji
INFORMATION
草間彌生、アニッシュ・カプーアなど『世界の終わりと環境世界』展がGYRE GALLERYにて
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前5丁目10−1GYRE 3F
- 電話
- 0570-056-990
- 営業時間
- 11:00-20:00
- 定休日
- 開催期間
- 2022年5月13日(金)〜7月3日(日)