
嬉しいこだわりが詰まったフィンランド式個室サウナ
新語・流行語大賞に「ととのう」がノミネートされた2021年。空前のサウナブームが到来した今年、原宿に大注目のサウナ施設が誕生した。その名も「マイサウナ 暖力」。早くも、全国各地から“サウナー”がこぞって足を運んでいるようだ。
当施設は、予約制の完全個室サウナ。竹下通りを抜け、ムラサキスポーツ前を左折してとんちゃん通りに入り、少し進むとあらわれる。ビルの若干奥まったところに入り口があるため、見逃さないように注意が必要だ。
温泉旅館を思わせる暖簾をくぐり中に入ると、和モダンな空間が広がる。事前に予約してから向かうため、受付でのやりとりは最小限に抑えられている。
希望があれば、ここでドリンクの注文も。サウナー御用達の「オロポ(オロナミンC+ポカリ)」は、270円(税込)で購入できる。また、創業26周年になるサウナハット専門店「ベストサウナハット」のサウナハットが100円(税込)でレンタルできるなど、サウナ好きのツボをバッチリ押さえている。
サウナはフィンランド式で、室温は90度前後と日本のドライサウナに比べるとやや低め。そのため、サウナ室内では枕に頭を預けてゆったりとくつろげるのが良い。照明も調整可能なので、自分が最も落ち着ける明るさに設定し、究極のリラックス空間を作り出せる。
足元に設置された「ロウリュ」のアロマ水は月替わりで、12月はマウンテンハーブの香りを楽しめる。
室内に広がる爽やかで上品な香りに癒され、ロウリュの熱波がさらなる発汗を促してくれる。周りを気にせず、自分好みに湿度を変えられるところは個室サウナならではの魅力だ。
そして、当施設最大の特徴が、各個室に備え付けられている“水風呂”。「サウナ後のクールダウンに水風呂は欠かせない」という、サウナ好きオーナーのこだわりポイントなのだとか。
水風呂の水温は14〜20度。水が冷たいと感じる場合はシャワーで調整もできる。どうしても水風呂が苦手な人は、オーバーヘッドシャワーで冷水を浴びるのも良いだろう。
また、水風呂と仕切られた脱衣所には椅子が用意されており、外気浴の気分を味わいながら休憩ができる。
しっかり水分補給をしつつ、サウナ→水風呂→休憩を3〜4セット繰り返したら、いつの間にか身体はポカポカに。頭が少しぼんやりして、全身が軽くなったような、独特の爽快感と心地よさを体感できる。サウナ初心者にこそ、誰にも気兼ねなく「ととのう」サイクルを回せる個室サウナをおすすめしたい。
最後はシャワーで汗を流し、タオルで身体を拭って退出。終了5分前には電話がかかってくるが、時間は適宜確認しておくことをおすすめする。
ちなみに、ドライヤー、タオル、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、メイク落とし、綿棒、櫛は全て無料で利用でき、女性専用のパウダールームでは化粧水、乳液、コットンも用意されている。
細やかなサービスが行き届いている当施設。オープンから1ヶ月ほどですでにリピーターが続出しているそう。出勤前の眠たい朝、仕事終わりの疲れた夜、何もない休日の午後など、どんなシチュエーションで足を運んでも常に癒しの時間を与えてくれる、マイサウナ 暖力。老若男女がハマる、原宿の新しいチルスポットになりそうだ。
■概要
マイサウナ 暖力
営業時間:月曜 8:30〜4:30/火〜土・祝 7:00〜4:30/日曜 7:00〜24:00
住所:東京都渋谷区神宮前3丁目21−21 とびたビル1F奥
利用料金:80分 5,400円(税込)/120分 8100円(税込)/深夜4時間半パック 8,800円(税込)
予約方法:予約ページ ※完全予約制
