都内では約5年ぶりとなるwatabokuの個展
神宮前2丁目のSORTone Galleryで米原康正による+DA.YO.NE.キュレーションのもと、デジタルアーティストwatabokuの個展「WHO」が開催される。2021年12月2日(水)から5日(日)まで。
watabokuは架空のキャラクターSAIを使った作品を、ソーシャルメディアで展開し国内外から反響を得ているアーティスト。2016年末に初の個展を表参道ROCKETにて開催したのち、国内各地での展示に加え、上海・ジャカルタでも個展を開催するなど国内外で人気を集めている。
イラスト・アートディレクション・キャラクターデザイン・コンセプトアート等多岐に渡って活躍するwatabokuの都内での個展はおよそ5年ぶり。この貴重な機会、作品人気が集中することが予想されるが作品は全て抽選(一部オークション)、各作品1点のみの販売となる。本展のキュレーターを務める+DA.YO.NE.米原康正は本展において下記のようなコメントを寄せている。
「watabokuの描く女の子の絵には何か影がある。何か言いたいことあるのに言ってくれないそんな感じだ。wataboku自身の持つ性格なのかwatabokuが考える時代性なのか、その影の理由を考えているうちに今日も僕の頭の中はwatabokuの描く女の子のことでいっぱいになる。作品を間近で見ればその理由がちゃんとわかるかもしれない。って今回の個展にはかなり私的な思いがある。」
表参道ROCKETから、世界へと羽ばたいたwatabokuが原宿の街に凱旋する希少なエキシビション。その繊細な筆致を目の当たりにしたとき、鑑賞者は息を呑み、感嘆する他ない。この機会をお見逃しなく。
■概要
「wataboku Solo Exhibition "WHO"」
会期:2021年12月2日(木)〜5日(日)
会場:SORTone
住所:東京都渋谷区神宮前2-14-17
開廊時間:13:00〜19:00
>>EDITOR’S VOICE
ロンドンのアーティスト・ジャスミン・ビーンとヒステリックグラマーのコラボポップアップがヒステリックグラマー渋谷店で開催中。こちらも+DA.YO.NE.(米原康正)のキュレーションによって実現した注目の展示だ。6人のアーティストによる、ジャスミン・ビーンをトリビュートしたアート作品は必見。
Text:Tomohisa Mochizuki
INFORMATION
米原康正による+DA.YO.NE.がSORToneでwataboku個展「WHO」を開催
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前2-14-17
- 営業時間
- 13:00〜19:00
- 定休日