14名のアートディレクターが考える「見た目」
アート・イン・ギャラリーにて、アートディレクター集団「弱みを握る寿司屋」のデザイン展「見る見る見た目展」が、11月27日(土) 〜12月5日(日)の期間で開催される。
良くも悪くも大きな影響力をもつ「見た目」。見た目にはどんな意味があり、私たちに何を伝えているのだろうか? 見た目から受ける印象は、本当に正しいのだろうか? 見た目での判断により、誤解をしたり、本質を見失ってしまうことがある時代。本展では、形状が悪く破棄されてしまう食物や、加齢による変化を極度に恐れる風潮、姿かたちだけで嫌われている虫など、見た目の課題を観察し、「見た目」と「本質」のギャップから作品制作を試みた。
末廣翼氏の「文字を見る見る」、札場靖明氏の「食品の映えを見る見る」、深瀬創氏の「ゴキブリを見る見る」など、自身の考える「見た目」について、それぞれのアートディレクターたちが考察している。
また、来場者には「目玉シール」が配布され、各作品における「目を奪われたアイデア」を評価する。最終日には投票で獲得した目玉を並べて集計する予定。さらに、本展は日本初の「閉館後も見られる展示会」となっている。会場のウィンドウにのぞき穴を設置し、24時間照明を点灯。閉館後も一部作品を鑑賞することが可能だ。
14名のアートディレクターたちが、身近なものの「見た目」に捉われず、新たな一面を見つけ出す本展。華やかな原宿・表参道の街で、目をそらさずに作品を見つめてほしい。
■概要
弱みを握る寿司屋 “見る見る見た目展”
開催期間:2021年11月27日(土)〜12月5日(日)
営業時間:11:00〜21:00 ※最終日(12/5)は18時まで
開催場所:アート・イン・ギャラリー
住所:東京都渋谷区神宮前4-25-3
定休日:無休
電話番号:03-3402-0191(会場) 03-3408-8419(ギャラリー運営会社)
>>EDITOR’S VOICE
表参道駅からほど近いところにあるアート・イン・ギャラリーですが、表参道のケヤキ並木がそろそろ紅葉の見頃を迎えます。「見る見る見た目展」開始後もまだ間に合う! ぜひ足を運んでみてください。
Text:Arisa Watanabe
INFORMATION
“見た目”と“本質”について考察する「見る見る見た目展」開催。日本初・閉館後も見られる展示会
- 住所
- 東京都東京都渋谷区神宮前4-25-3
- 電話
- 03-3402-0191(会場) 03-
- 営業時間
- 11:00〜21:00 ※最終日(12/5)は18時まで
- 定休日
- 無休