食卓から魚が消える日が来るかも?
2021年6月1日(火)〜7月11日(日)まで、WWFが「サステナブル・シーフード展」をITOCHU SDGs STUDIOで開催している。
ITOCHU SDGs STUDIOとは世界中から様々な商品を輸入する伊藤忠商事がSDGsの発信拠点として開設した施設である。現在は「H.P.FRANCE(アッシュ・ペー・フランス)」ディレクションのもと、SDGsに関連する商品を扱う「エシカルコンビニ」も開設されている。
そのITOCHU SDGs STUDIO内の一部スペースにて世界100ヵ国以上で環境保全に取り組む公益財団法人のWWF(世界自然保護基金)が企画展を監修。重要な海の資源を守る上で抱えている問題や、その解決の一助となる「サステナブル・シーフード」を紹介。食卓で美味しくいただいている海産物のことを、知って、考える機会が提供される。
展示では魚が食卓に届くまでの「トレーサビリティ(追跡可能性)」、海洋生物の「サステナビリティ(持続可能性)」、それらに付随する「MSC・ASC認証」(天然水産物・養殖水産物に付けられる認証制度)などが、図解パネルや映像を通してわかりやすく解説されている。
当たり前に食べている魚が、将来的にはあなたの食卓、そして表参道・原宿の飲食店からも姿を消してしまうかもしれない。あらためて身近な食材について知識を深め、海のサステナビリティについて考えるきっかけを、都会で得ることができる。
■概要
展示監修:WWFジャパン
開催期間:2021年6月1日(火)〜7月11日(日)
営業時間:11:00~18:00
開催場所:ITOCHU SDGs STUDIO
住所:東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1F
>>EDITOR’S VOICE
ノルウェー水産物審議会が推進するサステナブルプロジェクトの一環として表参道&原宿エリアのサステナブルをテーマに掲げる2つのレストラン「Sincère BLUE(シンシアブルー)」「The Burn(ザ・バーン)」は、ノルウェーシーフードを使ったグルメバーガー「Sバーガー」を期間限定で提供している。
※提供期間は店舗によって異なります。
Text:Tomohisa Mochizuki
INFORMATION
未来にも美味しい海の幸って? WWFが「サステナブル・シーフード展」をITOCHU SDGs STUDIOで開催中
- 住所
- 東京都港区北青山2-3-1Itochu Garden B1F
- 営業時間
- 11:00~18:00
- 定休日
- 月曜