買い手と作り手が交わる感性の交差点
サステナブルなファッションコミュニティを創出する「NewMake(ニューメイク)」。その拠点となる「NewMake Labo(ニューメイク ラボ)」が2021年7月26日(月)より表参道にオープンする。
「NewMake」を手がけるのは、体験シェアリングサービスを運営する株式会社STORY&Co.(ストーリーアンドカンパニー)。パートナー企業から提供してもらった洋服や雑貨類を利用し、提供ブランドの概要や、サステナビリティへの取り組みなどをメンバーに共有した上で、「NewMake Labo」に備えられた機材や資材を活用して新たな価値作り(=アップサイクル)に挑むというもの。内装設計から什器、備品の制作も参加メンバーと共に実施する予定だ。スタートに先駆けて現在、製品・素材を提供してくれるブランド、コミュニティの参加メンバーを募集中。
SDGsが注目されるなかで大量消費・大量廃棄を余儀なくされるファッション業界の構造的問題に視点を置き、服を通じて大切な想いと物語のバトンを繋ぐ、新たなコミュニティを創出していく。具体的な参加ブランドやパートナー企業については公式インスタグラムから順次告知される。
「NewMake」はファッションブランドやトレンドが集まる表参道エリアで、買い手と作り手が交わる感性の交差点として人を繋ぎ、新しい魅力を発信していく。愛用していたアイテム、好きだったブランド、普段歩いていた街、自らがそれらの当事者となってスキルとアイデアを活かし、ブランドや企業と協業して衣服ロスを減らしていく挑戦に注目したい。
■概要
NewMake Labo(ニューメイク ラボ)
開業日:2021年7月26日(月)
>>EDITOR’S VOICE
サステナブルな取り組みを率先して行なっている企業・ブランドの出店も多い表参道・青山エリア。伊藤忠商事がSDGsの発信拠点として青山・外苑前に開設した「ITOCHU SDGs STUDIO」は象徴的だ。現在、第一弾ポップアップ「エシカルコンビニ」が開催中。