OMOHARAREALでは第1期の活動の様子を取材。記事はこちらから。
>>表参道COMMUNEを拠点にしたコミュニティづくりとは? コンポスト共同管理プロジェクトの現場をレポート
家庭で出た生ゴミを共同堆肥化
表参道駅近くのコミュニティスペース「COMMUNE」を拠点に、家庭で出た生ゴミを共同堆肥化するプロジェクト「1.2 mile community compost - Omotesando -」が、第2期参加メンバーを募集している。応募期間は2021年1月15日(金)まで。
このプロジェクトは、ご近所付き合いが希薄になっている現代社会で、“土”をきっかけに地域のコミュニケーションを活性化するもの。参加対象となるのは拠点のCOMMUNEから半径2km(約1.2マイル)以内を生活圏とする人で、住まいはもちろん勤務先がこのエリアにある人も含まれている。
2020年8月から始まった第1期には50人のメンバーが参加した。半年間の活動期間中には、各家庭で生ゴミを分解させたコンポストをCOMMUNEに持ち寄るほか、環境や循環をテーマにした講座やワークショップも定期的に開催。コールドプレスジュース専門店「サンシャインジュース」代表のコウ・ノリ氏をゲストに招いてジュースの搾りかすの活用や堆肥化の取り組みについての話を聞いたり、ときには表参道から青梅の「Ome Farm」へ足を伸ばし、実際に使用している堆肥の仕込みを体験したりするなど、自分たちの活動についての理解を深めてきた。
第2期の活動期間は2021年2月1日(月)〜7月31日(土)。この機会に、都会暮らしでの環境への配慮や地域コミュニティとの自然な関わりに触れてみてほしい。
■概要
「1.2 mile community compost - Omotesando -」第2期メンバー募集
応募期間:2020年12月15日(火)〜2021年1月15日(金)
実施期間:2021年2月1日(月)〜7月31日(土)
実施場所:COMMUNE
住所:東京都港区南青山3-13
入会金:3000円 / 期
運営費:500円 / 月
基材費:初回(税込 3,278円)、2回目以降(税込 2,000円)※送料別途。拠点での受け渡しの場合、送料はかかりません。
※参加応募はこちらから。
>>EDITOR’S VOICE
2020年12月12日(土)、COMMUNEから徒歩5分ほどのところにある複合施設「ののあおやま」にカフェ「ERIC ROSE」がオープンした。スターバックスの創業メンバーとして知られるエリック・ローズ氏が手掛けるこのお店では、フードの廃棄ロス削減を意識したメニュー構成や、土に還るエコ素材のストローやテイクアウト容器を採用するなど、環境に配慮した取り組みも。約3,500㎡の大規模な緑地空間が整備された「ののあおやま」で気持ちの良い空気を感じながら、都市のなかでの自然との関わりについて考えてみては。
Text:Natsuno Aizawa
INFORMATION
COMMUNEで都会のご近所付き合いを始めよう 循環をテーマに地域と繋がるプロジェクトが第2期メンバーを募集
- 住所
- 東京都港区南青山3-13
- 営業時間
- 定休日