「がんばろう、表参道&原宿」を合言葉に店舗・施設が交流
2020年4月、緊急事態宣言が発令され、この街もひっそりと静まりかえっていました。そんな中、OMOHARAREALでは表参道・原宿にある店舗、施設など多くの方々からこの街のファンや街でがんばっている店舗、施設の人たちへ向けたエールを募集。そして、集まった温かいメッセージを紹介するべく、特設サイト「がんばろう、表参道&原宿」を立ち上げました。
街の店舗、施設からいただいたメッセージの中には「街の店舗、施設どうしで横の繋がりを持ち、街全体で盛り上げていきたい」という想いが多く寄せられました。そこで街の皆さんが業種や立場を超えて、気軽にコミュニケーションをとれるきっかけを作るため、「『がんばろう、表参道&原宿』キックオフ交流会」を開催することに! もちろん受付では検温、アルコール消毒、マスク着用など新型コロナウイルスの対策は実施しました。
街の店舗や施設15店舗31名が参加!
会場となったのは、オープンエアーで広いスペースのある、表参道の屋台村「COMMUNE」。COMMUNE内にある店舗にてチャイラテやジンジャーラテなどを購入し、ドリンク片手にカジュアルな雰囲気でスタート!
当日参加してくれたのは、山陽堂書店、とんかつまい泉、ヨックモック青山本店のような老舗から、表参道ヒルズ、COMMUNEなどの表参道を代表する施設。また、UN GRAIN、キル フェ ボン、NUMBER SUGARなどのスイーツ店やBLUE BOTTLE COFFEE 青山カフェ、LATTEST、dotcom space Tokyoなどのカフェ。さらにL for You、REVIVE KITCHENなどのヘルシーフードを扱う飲食店やBLOCK HOUSE、ROCKETのギャラリーなど。(敬称略)15店舗31名と多くの方々にお集まりいただきました!
この会の目的は、まずは「お店の前を通りかかったときに、お互いに手を振って挨拶できる関係になってもらうこと」。そのために、神宮前と青山の「住所別」で分けたり、飲食業と飲食業以外の「業種別」でグループを分けたり…。なるべく多くの人と顔見知りになれるようにコミュニケーションをとってもらいました。
最後に、街全体の繋がりを作るきっかけの第一歩を踏み出した記念として、集合写真を撮影。皆さんマスクをしてますがマスク中では笑顔です!
参加店舗&施設様からの声
交流後に皆さんから、今回の交流会について感想や今後このコミュニティを介してやってみたい企画のアイデアなどもいただきました。
>>ヨックモック青山本店
「飲み物片手に気軽な雰囲気でお話できたので、非常にリラックスできました。今回できたご縁を紡ぎ、今後も交流していければと思います」
>>山陽堂書店
「知らないお店の方、いつも行っているお店の方、いろんな方とお話をさせていただき、楽しい時間でした。『顔が見える』ということはとても大切なことですね。街でお会いした時に『こんにちは』と挨拶できる人が増えて嬉しいです」
>>dotcom space Tokyo
「お互い事業を説明したり、一緒に頑張って乗り越えましょうと言い合ったり、今回のテーマ『がんばろう、表参道&原宿』にぴったりな内容だと思いました。この交流会でお互いインスピレーションを得て、この街が進化して行けることを願います。また、これから表参道&原宿エリアを歩き回ることがもっと楽しくなりそうです!」
>>NUMBER SUGAR
「交流会後に思いついた街全体を楽しく盛り上げるアイデアとしては、浴衣を着て来てくれたお客様に商品をプレゼントしたりなど、今回集まった店舗さんと一緒にできればと考えておりました」
皆さん同じエリアにいて、何度も行ったことはあるのに話したことはないという人も多く、「ようやくお話ができて嬉しい」という声も多数いただき、OMOHARAREALとしても、やりがいを感じられる会となりました。
表参道&原宿のローカルメディア「OMOHARAREAL」を始めて4年。街の店舗や施設の中心になり、街全体の横のつながりをつくりたいという想いがようやく実現。この会をきっかけに、お店どうしがコミュニケーションをとれる関係になり、ゆくゆくは街の店舗、施設と一緒に、街を盛り上げる活動をしていきたいと思います!
Text:Ayaka Minoda