神宮前の路地裏でフィンランドの文化を感じる1ヶ月
2020年7月23日(木)〜8月23日(日)、フィンランドのテキスタイルメーカー「LAPUAN KANKURIT(ラプアン カンクリ)」直営店にて、フィンランドの伝統的な技術で作られた工芸品を展示販売する。
100年以上の歴史をもつラプアン カンクリ。フィンランドの小さな街・ラプアで代々技術を受け継ぎ、質の高いテキスタイルを作っている。神宮前5丁目の路地裏にある表参道店は、同メーカーの日本唯一の路面店だ。テキスタイルリネンを販売するだけでなく、フィンランドの文化を伝えるイベントも度々開催している。
今回はフィンランドの伝統工芸の中でも、日本人作家が手掛けた作品を紹介。ラップランドの先住民族・サーミに伝わる「サーミブレスレット」をYOHEI NOGUCHI氏が、白樺の樹皮を編み込んだ「白樺細工」のカゴやバッグをJuli(ユーリ)氏が、自然素材のストロー(麦わら)で作るモビール「ヒンメリ」をMéng talks(モントークス)氏が出展する。
期間中には、ブランド初期の定番テキスタイルの一つ「KEHRÄ(ケヘラ)」シリーズも限定販売。フィンランド語で「糸巻き」という意味を持つこのシリーズに、伝統を“紡ぐ”“継承する”という思いを込めている。
この時期、店内はフィンランドサウナで使う白樺の葉束「ヴィヒタ」で飾り付けられる予定。きっとお店に入った瞬間、フィンランドの自然を感じるフレッシュな空気に包まれるだろう。また、8月8日(土)・9日(日)にはシナモンロールを限定販売。旅に出ることが難しい今、街角で海外の文化を感じられる貴重な機会となりそうだ。
■概要
Taito Kauppa /フィンランドの工芸
開催場所:LAPUAN KANKURIT 表参道
住所:東京都渋谷区神宮前5-13-12 1F
営業時間:12:00〜19:00 ※現在短縮営業中
定休日:火曜
>>EDITOR’S VOICE
「LAPUAN KANKURIT 表参道」のすぐ近くにも、海外を感じられるスポットがある。ガレットとクレープが評判のお店「La Fee Delice(ラフェデリース)」は、フランスの田舎町の家を思わせる赤い外壁が印象的。店内に足を踏み入れれば、そこにはたくさんのフランス製アンティークが。LAPUAN KANKURIT 表参道とあわせて、“世界旅行”気分を味わってみるのも楽しそうだ。
Text:Natsuno Aizawa
INFORMATION
サーミブレスレット、白樺細工、ヒンメリ 「LAPUAN KANKURIT 表参道」でフィンランドの伝統工芸を紹介
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前5-13-12 1F
- 営業時間
- 12:00〜19:00 ※現在短縮営業中
- 定休日
- 火曜