特設ページを開設。今後はリアルイベントも展開予定
2020年3月。新型コロナウイルスの感染拡大により、世界中の街と同じように、表参道・原宿も先の見えない不安に直面しました。いつもは人で溢れる街が閑散とする異様な状況。そんな中、このエリアを愛する方々からのメッセージを集める特別企画「がんばろう、表参道&原宿」には、地域を支える様々な人やお店から、熱いエールが次々と届けられました。
アパレル業界からは4大セレクトショップが。書店は老舗の山陽堂書店から青山ブックセンターまで。他にもこの街で多くのファンに愛される様々なカフェ、レストラン、スイーツショップ、ギャラリーなど計35店舗以上から想いのこもったコメントが
CAP代表・藤本やすしさん、編集者/フォトグラファー・米原康正さん、ペインター・Lyさん、フォトグラファー・シトウレイさんなど街の歴史・カルチャーを支える方々からも
この街らしく個性溢れる励ましの言葉や乗り切るためのアイディアの数々に非常に勇気づけられましたが、特に印象的だったのは、多くのメッセージの中に「これを機に、より結束力のある魅力的な街にしたい」という趣旨の言葉が含まれていたこと。
そこで我々は、届けられた皆さまからの想いを点ではなく線・面にして可視化したいと「がんばろう、表参道&原宿」特設ページを開設いたしました。
この取り組みには、街を代表する施設のひとつである表参道ヒルズさんもご共感くださり、現在、同館公式サイトのトップページにも、特設ページへのバナーを掲載していただいております。(2020.6.16現在)
本プロジェクトでは引き続き街の皆さまと協力しあいながら、メッセージを募集・掲載するとともに、今後はこの特設ページを街の結束のシンボルと捉え、WEB上での発信はもちろん、リアルイベントなども企画し、地域の未来に繋がるアクションを起こしていけたらと考えております。ご一緒してくださる方は、お気軽にご連絡いただけたらと願います。
大きな経済ダメージを受けているお店、団体の方々。イベントの中止により貴重な機会を失ったアーティスト・クリエイターの方々。様々な街の関係者が、現在も困難と戦っている最中であることを痛感する日々ですが、この出来事を皆で乗り越えた先に、街のより良い未来があることを信じています。
Text:OMOHARAREAL編集長 黄孟志