実力派揃いの展示が話題「Gallery 38」からのメッセージ
あっという間に、当たり前だった日常が様変わりしてしまいました。気軽に美術館やギャラリーに立ち寄ることができなくなり、展覧会は軒並み延期・中止になっています。
そんな状況の中で、「アーティストは、私たちの生命維持に必要不可欠な存在」とドイツ政府が発言しておりました。アートはいわゆる生活必需品ではないけれど、古代から変わらず受け継がれてきた人間にとっての根源的な生命維持装置なのかもしれません。きっと今のこの困難な状況から抜け出た時にも、どんな形であれ存在し、私たちの心を豊かにしてくれるはずです。
そして、こうしている今もアーティストの手で生み出されています。そんな素晴らしい作品たちを皆様にご紹介できるようGallery38では準備を進めています。ギャラリーのウィンドウには、ステファニー・クエールの白い猿が佇んでおりますので、もしお散歩コースに含まれていたら、是非覗いてみてください。そして時々、作品が入れ替わるかもしれません!
暫くは難しい時間が続くと思いますが、少しでも早く事態が好転し、皆様をギャラリーにお迎えできることを楽しみにしております。
SNSでは引き続き、作家の情報、過去の展覧会でご紹介しきれなかった作品、そして新作の情報なども随時更新予定ですので、是非チェックしてみてください。
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2016年に開廊したこのギャラリーは、白い天井と壁に、水盤のように光を跳ね返す床などスタイリッシュな空間で作品の魅力を引き立てる。そんな空間だけでなく実力派揃いの展示作家、そしてオーナーの人柄の良さも話題を呼んでいる。展示アーティストは銀座エルメスのショーウィンドウアートを手掛けたステファニー・クエールをはじめ、第一線で活躍する作家ばかり。メインの展示室とは別に、生活風景の一部としてアートを楽しめるショールームのような空間があるのも特徴的。